2008年9月6日公開

わが教え子、ヒトラー

MEIN FUHRER - DIE WIRKLICH WAHRSTE WAHRHEIT UBER ADOLF HITLER

952008年9月6日公開
わが教え子、ヒトラー
3.3

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

敗戦が濃厚になりつつある1944年12月のドイツ。ヒトラー(ヘルゲ・シュナイダー)は病気とうつですっかりやる気をなくし、公の場を避けて引きこもる始末だった。そんな中、ユダヤ人の元演劇教授アドルフ・グリュンバウム(ウルリッヒ・ミューエ)は収容所から総統官邸に呼び寄せられ、ヒトラーに力強いスピーチを指導するよう命じられる。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(69件)

笑える18.9%コミカル17.7%知的12.2%切ない9.1%悲しい7.3%

  • bpp********

    2.0

    ネタバレヒトラーの存在を茶化すだけの作品

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • 一人旅

    4.0

    ウルリッヒ・ミューエの遺作でもあります

    ダニー・レヴィ監督作。 二次大戦末期のドイツを舞台に、総統ヒトラーに演説を指導するよう命じられたユダヤ人教授を描いたコメディ。 実際にヒトラーに演説を指南していた実在の人物:パウル・デブリエンをモデルにした異色のヒトラー物ですが、主人公をユダヤ人教授に大胆に置き換えたため、“ヒトラーをユダヤ人が手玉に取る”―という現実では有り得ない展開が異彩を放っています。 ナチス・ドイツの敗色が濃厚となった1944年12月25日から年明けまでの1週間を舞台に、戦意を喪失して自室に引きこもっている総統ヒトラーに力強い演説の仕方を指南するよう命じられたユダヤ人教授の奮闘を描いたブラックコメディで、広々としたヒトラーの専用室で、ヒトラーと一人のユダヤ人が繰り広げる演説練習と両者の間で芽生えていく奇妙な心の繋がりをユーモラスに映しています。 “演説のカリスマであったヒトラーをユダヤ人が指導する”―という、水と油を無理やり混ぜ合わせた構図が異色のヒトラー物となっていて、冷酷な大量虐殺者としてではなく、弱々しく威厳に欠けた同情を誘う人物としてヒトラーを描いているのが特色となっています。現実のヒトラーを大幅に改変した一種のファンタジーや寓話として眺めるのが正解であって、“600万人ものユダヤ人を殺した人物なのに不謹慎だ”―と目くじらを立てるのは少し勿体ないと思います。 ヒトラーを人畜無害風のお馬鹿なキャラクターとして描く一方で、ヒトラーへの演説指導の最中に彼を殺すか殺さないかで葛藤を見せるユダヤ人教授の複雑な心境や、実際の記録映像を交えたクライマックスの演説本番でユダヤ人教授が起こす覚悟の行動が、ヒトラーが犯した罪の大きさとヒトラーに対するユダヤ人達の底知れぬ憎悪を物語っています。 また、ユダヤ人教授を演じたドイツの名優:ウルリッヒ・ミューエは、本作が遺作となりました。

  • ピニョン

    4.0

    ネタバレヒトラーものの中では異色な作品。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • ton********

    4.0

    皮肉たっぷり、ヒトラーも人の子。

    「善き人のためのソナタ」のウルリッヒ・ミューエが主演。ユダヤ人の監督がナチスドイツ・ヒトラーを題材に映画を撮った、しかもコメディタッチ。これだけで興味津々。  このテーマの映画で笑えて面白いなんて感想は正直不謹慎なのでは、と思うほどの皮肉とユーモア満載。最盛期のカリスマを失くし弱音を吐き、愛に飢え、まさかの父親にコンプレックスを抱く…こんな設定の”ヒトラー”がまず斬新。何よりも滑稽な人物像。一人の孤独なオッサン。愛犬と深夜にこっそり邸宅を抜け出し散歩する姿に、思わず同情を感じずにはいられない。    しかし、ヒトラーとユダヤ人を茶化しただけのコメディではなく、要所要所にナチスドイツの脅威とユダヤ人の苦しみが描かれており、ただのコメディではない。  第二次世界大戦から半世紀以上過ぎた今だからこそ作られた作品ではないだろうか。決して笑い話にしていい話ではないが、歴史と誠実に向き合い学んできたからこそ、コメディという形でこの映画が出来たように思う。  残念なのは、日本の配給会社の宣伝・予告方法。明らかにブラックコメディなのに、”ユダヤ人でありながら、ヒトラーを助けなければならない教授の苦悩と家族との愛、そんな彼の感動ストーリー”な、安っぽい予告にガッカリ。普通に皮肉の効いたコメディで十分だろう。どうして日本の配給会社は、作品のストーリーやメッセージを脚色してまで宣伝するのだろう。”感動ストーリー”とすれば客が飛びつくのでは、なんて馬鹿にされている気分。

  • yok********

    4.0

    ヒトラーを別の角度から見た作品。

    面白い!コメディだったのに驚いた。 極悪非道に描かれるヒトラーを別の角度から描いている。 批判もあったそうだが、ナチスそのそものの根幹はこちらの方が描けているのではないか?と、思った。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
わが教え子、ヒトラー

原題
MEIN FUHRER - DIE WIRKLICH WAHRSTE WAHRHEIT UBER ADOLF HITLER

上映時間

製作国
ドイツ

製作年度

公開日