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ケイヴ・フィアー CAVE FEAR

のり

1.0

着ぐるみビックフッド

ケイヴ(洞窟)とあり、ジャケット絵から察するに「ディセント」系かな?と。 いや~ビックリ。 洞窟カンケー無いやん! 正確に言えば「フォレスト(森)・フィアー」だろ! ちなみに原題は「ABOMINABLE」意:ひどくいやな、憎らしい ABOMINABLE SNOWMANで雪男と言う意味になるそうな。 テキトー過ぎる邦題に騙された典型パターンでした・・・・。   内容は別荘に療養に来ていた足の不自由なおっさん。 隣のロッジに女性5人が泊まりきていたので双眼鏡でストーキングしていたら、 森に何かの気配を感じ、目を離した瞬間に一人の女性を見失ってしまった。 さぁ、大変!森に怪物が居るよ!警察に知らせなきゃ! っと一人勝手に右往左往しているお話。 もちろん車椅子なので殆ど何も出来ず、ただ双眼鏡で覗き見しているだけ。   もう冒頭から80年代の映画を思わせるような時代背景や登場人物、 映像、効果音、BGMと、色々ガッカリの出足(もちろん製作は2006年) 登場人物の大袈裟な立ち回りや、ワザとらしいBGM、 無意味な顔のアップなど、低予算B級映画というよりインディーズ作品を観ている様。 脚本も穴だらけで、 どうみても撮影の都合の良いように展開するストーリーが鼻に付く。 設定もいい加減で、メール受信出来るのに通話不能の携帯電話や、 電話線が切られているのにネット回線は生きているとか、 怪物退治にキャンプ張っていて、物音したから確認してみたら、 そこは怪物の巣穴でしたとか、もう色々と残念過ぎて泣けてきますw 極めつけは主人公と思しき車椅子の人物。 双眼鏡で覗いているだけだと思ったら、 ついさっき会ったばかりの見知らぬ人に(数分前に助けを求めてきた女性) 過去の身の上話を(車椅子生活になった理由や、療養にきている本当の理由) 突然告白し出し、挙句、生きよう!と勝手に盛り上がる始末。 もうダメだこりゃ。   肝心?のビッグフッドですが、着ぐるみ丸出し。 動きもやたらモサモサしてるし、 厳しくなりそうと思ったら直ぐにアップシーンに切り替わるし、 頑張っているけど、それが全部裏目に出てしまっている。 また内蔵や顔面を噛み砕くなど、グロシーンも頑張ってます。   「ケイヴ・フィアー」といっても洞窟探検ではありません。 雪男と若い女性をストーキングし、 ひとり右往左往する変態おやじの物語。 低予算B級映画と呼ぶにもあまりにお粗末な出来。 ジャケットやタイトルに騙されないよう注意しましょう!

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