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ラストタイム 欲望が果てるとき

kuro_icf

5.0

ダマサレマシタ

ここでの高評価のレビューを見た直後に近くのレンタル店で偶然目に止まったのでなんとなく借りたのですが、これが本当に仰る通りかなり良かったです。 脚本と演出が秀逸で、今年一番じゃないかなと思うぐらい映画にのめり込んでしまいました。 ジェイミー(B・フレイザー)はオハイオ州の企業でトップのセールスマンで、婚約者と一緒にニューヨークの企業に転職してきます。この期待の新人を指導することになったのが他人には決して弱みを見せない冷酷なトップセールスマンのテッド(M・キートン)。 しかし業績不振のジェイミーに落胆し始めた婚約者とテッドが出来てしまったことから起こるサスペンスです。 M・キートンの冷徹で嫌な奴の演技と、B・フレイザーが「ハムナプトラ」みたいなお人よしでちょっと間抜な男から徐々に精神的に病んでいく演技両方ともとても良かったです。 二人の競演が映画を盛り立てて行きます。 途中はジェイミーにかなり同情しながら観てました。 あと婚約者役の方もとても綺麗で良かったです。 ちょっと下唇を噛んで笑う感じが良かったかなと・・・変態か俺は? ラストは完全にダマサレマシタね! 全く予想してませんでした。いや、出来ませんでした。 B・フレイザーのあの人柄と演技があったからこそ、ラストのサプライズ感が生きたのだと思います。 ラストの音楽も印象に残る感じで好きです。 なんかあんまり世間に知られていないのが本当にもったいない気がします。 ちなみに、個人的にはテッド達の上司役の人が、「ホーム・アローン」でノッポの泥棒役をやっていた人で、「ホーム・アローン」同様チョコチョコ見せるコミカルな演技がツボでした。

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