2009年7月4日公開

美代子阿佐ヶ谷気分

R15+862009年7月4日公開
美代子阿佐ヶ谷気分
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

1970年代初頭。漫画家・安部慎一(水橋研二)と恋人・美代子(町田マリー)は東京・阿佐か谷で同居生活を送っていた。安部が美代子をモデルとして「月刊漫画ガロ」に発表した「美代子阿佐か谷気分」は彼の代表作となるが、私生活の中に創作の糧を見つけようとする安部は次第に行き詰まり、焦りと絶望は狂気に変わっていく。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(18件)

悲しい13.1%絶望的11.5%切ない11.5%セクシー8.2%泣ける8.2%

  • gol********

    4.0

    何かいいよ

    男女の情念をうまく描いていると思った。 主人公よりも美代子の強さに感動と恐怖を感じるよ。男と女は永遠に分かりあえないことがよく描写されている。 美代子に飼い殺された末の主人公の独白は既婚者の男性に響くと思いました。

  • mal********

    3.0

    主人公にに尽くす美代子が偉いと思います。

    2009年に公開された映画です。 伝説のマンガ雑誌「ガロ」において活躍した、これまた伝説の漫画家安部愼一の半生を描いた映画は、何とも退廃的でシュールな展開をし、それが本作の不思議な魅力にもなっています。 本作のタイトルにもなった「美代子 阿佐ヶ谷気分」は安部氏の代表作らしく、そのモデルとなった美代子も実際に彼の妻として支えてきた存在です。安部氏は実生活を漫画として表現する”私小説家”ならぬ”私漫画家”なんですが、次第に自分の人生を切り売りしてるような生き方に溺れ迷い、やがて精神をも破たんさせる姿は、芸術家らしいとも捉えることができますが、正直痛々しすぎます。 その安部氏、とっくに人生の幕を降ろしてたとしても何の不思議もないのですが、2014年2月現在まだ存命というのは、結局そういった生き方に無理がなかったことの証明なのかもしれません。 映画の終盤は先にも書いたように、安部氏の痛々しい姿ばかりが描かれていますが、彼を演じた水橋研二が演じる表情と目線が印象的であり、安部氏が生きた1970年代の物悲しさをうまく表現した映画だと思います。

  • y_0********

    5.0

    ヤられました…

    「月刊漫画ガロ」の作家・安部慎一…全く知らない人物でしたが楽しめました。 主役の妻・美代子役の町田マリーさんの体当たりの演技にも感動しました。 何があっても、どんな形でも旦那に寄り添う妻に涙が出る場面も多かった。 安部慎一役の水橋研二さんも凄い! どんな場面も純粋だと感じさせる雰囲気や演技に引き込まれました。 町田マリーさんや水橋研二さんのような本物の役者主演の映画を増やしてほしいと思います。 何を演じても同じに見えるアイドル片手間の役者を使う安っぽい映画ばかりの邦画には正直飽き飽きです。

  • wha********

    5.0

    リアルな70年代ノスタルジー

    なんの前知識なく試写会で見ました。 かえってそれがよかったです。 70年代が主な舞台なのですが、過ぎ去った時代や、登場人物をただいたずらに美化したり、ありがちな70年代賛歌的な作り方でなく、むしろ ストイックなまでにリアルな感じでした。 町田マリーの裸や安部慎一役の水橋研二とのやりとりなど、自分の両親のアルバムを偶然見てしまった、気恥ずかしさと気まずさが入り混じった不思議でリアルなノスタルジーを感じました。 町田マリーの裸などは、まさに裸という表現がふさわしく、ヌードなどという人工なものでなく、あくまで、自分達の周りに現実に目にする裸でした。 この映画にまつわるいろんな難しいことは抜きにして、激しく、切ない、なのにリアルで、それゆえに、たとえ、その時代に生きていなくても、身近に感じることができる映画でした。 原作も読んでみたいと思いました。

  • sho********

    5.0

    眠たそうにしている女性の姿は美しい

    過去に脚光を浴びた漫画家や小説家といった天才達の作品は時を経て、若い世代が新たな感覚でもって伝えていく。最近そんな映画多いです。 この映画は過去の安部作品の映画化という一面と、漫画家安部と美代子の物語が絡み合わさった作品なのでちょっと特殊かも知れない。 観る人によって違った印象を受けると思う。 二人の赤裸々な生活は観てドキドキするし、そうかと思えば懐かしいけど横尾忠則のような鮮烈なビジュアルが飛び出てくるし全体的にしんどい話のようでも滑稽さと幸福感も有る作品です。 観終わった後の感覚も不思議でした。色んな思いを馳せずにはいられなくなる。 何というか観た後に友人と酒でも飲んで語り合いたくなる映画です。 もう一度観るとまた印象が変わるように想いました。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
美代子阿佐ヶ谷気分

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日