あらすじ・解説
三本木農業高校2年生の香苗(長渕文音)は馬術部に所属し、タカラコスモスの担当をしている。目の病気で引退したかつての名馬は気性も荒く、世話をするのもひと苦労だ。最初は顧問の先生(柳葉敏郎)に言われて嫌々コスモの面倒をみていた香苗だが、ある日コスモの目がほとんど見えなくなっていることに気付き、心を入れ替える。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(104件)
- jun********
4.0点
軽い感動を覚えました。佐々部清監督の作品を見たのは初めてですが、すぐにファンになりました。 青森の四季の描写がとても美しいです。登場人物も、高校生をさわやかに描いています。柳葉敏郎さんの演技が良いです。 ストーリーに関しては、少し、美しすぎる気がしました。もう少し高校生同士のかっとうが有っても良いと思いました。展開される恋愛が少し不自然な気がします。
- rik********
3.0点
ネタバレ脚本がボロボロ。
このレビューにはネタバレが含まれています。 - obb********
3.0点
テレビで放送された実話、タカラコスモスの物語。 「盲目の名馬 タカラコスモス」のDVDも持っています。 映画版はちゃんと劇場で観ました。 何より長淵文音ちゃんの好演が光る作品です。 撮影に入る前に乗馬訓練を本気でやった結果が 素晴らしい演技につながっています。 ただ、残念なのがあまりに安っぽい脚本・演出です。 テレビと違って完全実話ではなく、あくまでも 「盲目の名馬 タカラコスモス」を基にしたフィクション で有る事は承知ですが恋愛要素なんか必要無いし、 在り来たりな高校生の純愛なんか入れて欲しくない。 しかも何を考えているのか分からないのが、実際にタカラコスモス の居た馬術部の顧問の先生なんかを《お情けで》出演させた 辺り、真面目に映画創る気が有るのかとさえ思います。 だってセリフも無く、ただそこに意味不明な演出で 存在するオジサンなんか邪魔でしかありませんよ。 極めつけは最後の馬術大会かな。 タカラコスモスの演技に対して観客が総立ちで拍手する 演出はやり過ぎ。しかも観客(エキストラ)が、助監督の 合図を見て一斉に立ち上がるのはあまりに不自然でしょ。 ボロクソ映画だと思うし、本当なら★2個レベルだとさえ 思いますが、今になってもDVD欲しいかな?と思う気持ちは 有るし、映画の中で使われた押尾コータローのギターが とても美しいメロディーを奏でていた事を加味して★3個にします。 若い世代の人が観れば私(けっこうなオジサン)よりは楽しめると 思います。この映画の後、長淵文音さんがあまり表舞台に 出ていないように感じるんですが、是非とも活躍を期待したいと 思います。良い女優さんになると思います。
- cyo********
5.0点
高校時代、だいぶ前だけど、この映画をみてると思いだして、というよりその時に帰れる感じがします。 いい感じで現実逃避できる、大好きな映画です!
- eto********
5.0点
長渕文音さん、良いですね。普通の女の子っぽさがステキです。ケンジ君とのやり取りも、決して映画だからと言って大げさになることなく、どこにでもあるような部員同士の関係として丁寧に描いているのもステキです。映画だからって全ての男女が恋愛に発展したりする必要はないわけですから。高校生の心の機微がよく描けているなぁと思いました。字幕付きで見たのですが、馬の鳴き声でもどの馬なのかが記されて、作り手側の意図がより伝わって得した気分でした。「卒業しておしまいという終わり方に納得できない。その後の馬はどうなるの?」という意見もあるようですが、この映画は「一人の少女の物語」として見たとき、馬術大会のカットアウトも含め、これ以上の終わり方はないと思います。
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