ここから本文です

地球が静止する日 (2008)

THE DAY THE EARTH STOOD STILL

監督
スコット・デリクソン
  • みたいムービー 435
  • みたログ 4,058

2.24 / 評価:1,637件

不評が多い様ですが、ボクはとても良い映画

  • g_v***** さん
  • 2009年6月18日 17時49分
  • 閲覧数 90
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

ぼくの感想は一言でいうと、
『観て良かった~~~。』
です。

メッセージ性があるんですが説教くさいとは、感じませんでした。
パニック映画とか、SF映画とか枠にはめずに観た方が面白いと思います。
ロボットや、未知なるものへの人々の恐怖等を描こうとした訳ではないんだと感じます。
なので、中途半端な印象を受けた方が多かったのもしかたない事だと思います。

軍に捕われた、キアヌ演じる『クラトゥ』が、未知の英知か、能力か、を使って軍隊を翻弄し、脱出。ヘレンと義理の子ジェイコブ、親子を巻き込み、ヘレンの案内で地球環境科学の権威である博士と対面。黒板で、難解な数式を披露し語り合う。
教授は、クラトゥに、
『人類には他の面もある。窮地に立って初めて人間は進化する。その可能性を奪わないでくれ』
と懇願。
 それでも一度は地球を人類から救う決心を球体に伝えた。
が、
子供ジェイコブの成長。
義理の親子の愛と絆に未来を感じ
『球体』に自分の意志の変化を伝えに向かった。

という事なのでしょう。


<意思を伝えに行き、そしてクラトゥは死んだ>
のでもなく、元々人間の姿は仮の姿だと本人は言っているので、
肉体は滅んでも、何らかの意思生命体として、
故郷へ帰ったのだと思います。

彼のジェイコブに対する言葉にしても、
『本当に死ぬものはない。宇宙では全てが消える事無く、ただ、形を変える』
と、言っています。

これは宗教的な輪廻感にも、
物質の変換や、
エネルギー保存等の科学的な観点にも
感じますが、、
もっと、目に見えないもの。
意思や魂の伝達をも含もうという意図を感じます。

ラストシーンでは、
球体が地球から離れて行くのを親子が見送り、
ヘレンが
『あれが、去って行く』
と言うのに対し、子供が
『あれじゃない、あの人だよ』
と言ったやり取りはまさにそういう事を示そうとしている様に思います。

この肉体は滅んでも宇宙では滅ばないという様な事を

歴史上の人類の、
全ての失敗も成功も
過去も未来も
地球や、
宇宙の大いなる意思と等しい方向へ向かうのだろう。
という様な事なのかと思いました。

全人類が滅亡する事になろうが、
地球が滅亡する事になろうが、
大いなる宇宙に取っては些細な事なのかも知れない。

でも、クラトゥは
地球は大いなる宇宙から見ても貴重な存在。
だから一度は決断する。
地球をこの愚かな人類から救うのだと。

しかし、
子供の成長。
義理の親子の愛と絆、そして涙をみた。
クラトゥは違う結論にいたる。

『教授は正しかった。人類にも違った面がある』
と、。

地球と共に貴重な存在へと進化する意思を感じ、
文明をさらに良い方向へと発展させる可能性を感じた。
ゆえ、
人類をも救おう。もう一度チャンスをと、
そして、
この意思を彼らのネットワークである球体に伝え、
故郷へ帰ったのだと感じました。

人類の歴史には善も悪も
破壊も発展もあるが、
様々な失敗と成功を繰り返し、
どの時代も
未来への可能性を切り開いてきた。
現代。
これからの歴史もまた、
未知なる栄光を手にする事が必ず出来る。
そう、信じたい。
人類にはまだまだ可能性がある
愛を感じる。
希望はある。

この映画を観て
このようなメッセージを感じました。
ぼくもそう願っています。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 切ない
  • 勇敢
  • 泣ける
  • 知的
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここまでです このページの先頭へ