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K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝 (2008)

監督
佐藤嗣麻子
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3.83 / 評価:1,416件

解説

江戸川乱歩の小説に登場するダークヒーロー、怪人二十面相の真相に迫るアクション・エンターテインメント。北村想の「完全版 怪人二十面相・伝」を原案に、「アンフェア」などを手掛けた佐藤嗣麻子監督が現代風のアレンジで映像化した。主人公を『レッドクリフ Part I』の金城武が好演するほか、ヒロインを松たか子、明智小五郎を仲村トオルが熱演。 『ALWAYS 三丁目の夕日』のスタッフによるノスタルジックな映像美も見もの。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

極端な格差社会の架空の都市“帝都”では、富裕層のみを狙い、美術品や骨董品を鮮やかに盗み出す“K-20”こと怪人二十面相が世間を騒がせていた。ある日、サーカスの曲芸師・遠藤平吉(金城武)は、財閥令嬢・葉子(松たか子)と名探偵・明智小五郎(仲村トオル)との結納の儀に潜入して写真を撮ってくる依頼を引き受ける。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2008「K-20」製作委員会
(C)2008「K-20」製作委員会

「K-20/怪人二十面相・伝」いい意味でハリウッド映画の影響を感じる日本映画

 どうせまた……と決めつけて見始めたら冒頭、早くも「えっ?」。世界観の説明があるだけでなく、それをビジュアルで表現してる! しかも引きの映像&飛行船で。その世界観は物語に大きく貢献し、いつもの「怪盗二十面相」の物語を「K-20」という独特のものにしているのだ。このタイトルの善し悪しはさておき。サーカス出身という主人公の設定は、これまた必然のあるヤマカシ的軽業アクションに連動し、人生に迷うおてんばお嬢様は「カリオストロの城」のクラリスと「スチームボーイ」のヒロインを合わせたような存在感を放つ。まあ、年齢的な問題はさておき。追われる二十面相は「Vフォー・ヴェンデッタ」の影響でスタイリッシュに変わり、彼と主人公の関係もストーリーのなかで活きている。

 明智小五郎がミスキャストだの、ヒロインがもっと若ければよかったのにとか、不満もある。でも、日本映画で世界観があり、物語も面白く、デジタルの使い方が上手く、その世界観にあったガジェットも登場し、アクションにだって意味のある映画を見られるなんて!と驚いてしまったのだ。いい意味でハリウッド映画の影響を感じるエンタテインメント。監督さん、お勉強の成果バッチリです。(渡辺麻紀)

映画.com(外部リンク)

2008年12月18日 更新

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