作品レビュー(87件)
- tos********
3.0点
高度に電脳義体化された草薙素子が所属する公安9課は、正体不明のハッカー人形使いが国内潜入の情報をキャッチする。捜査で逮捕した人物は、皆人形使いに操られているにすぎなかった。さらに6課が捜査に横やりを入れてくる。しかし、人形使い自ら9課の前に現れる。 監督自身による旧作のデジタルリメイク。旧作は何度か観ているので、リメイクとしての評価を。確かに旧作の画質は、今観ると古さを否めないです。しかし今作は、リマスターとCGが混とんとしているような感じで、期待したほどの真新しさがありませんでした。何か違うなと思ったら、人形使いの声優が変更されていました。旧作の配役の方が違和感が大きくて良かった。
- rat********
3.0点
映像も綺麗だし、和の雰囲気がする音楽も大好きなんだけど、ご免なさい。この作品には魅力を感じません。 以前、見た覚えがあるんだけど、今回BSで放送されたことから、改めてどんな話だったか、おさらいしてみようと思っての鑑賞です。 以前、見たときもいい印象が無かったので、ほとんど覚えてなくて・・・ ただ、こんなだったかな?って違和感があると思ってたら、「2.0」ということでCGなんかの追加場面が有ったんですね。だから何ってところではありますが・・・ 前に見たときにも、そう思った記憶があるんだけど、やっぱり実写で見てみたい。絵は確かに綺麗で魅力的ではあるんだけど、実写向けの映像の気がする。とはいっても、ハリウッドのリメイク実写版もイマイチだったんだけど・・・ 結局、この作品自体が、自分には合わなかったってことなんだろうな。
- drm********
3.0点
近未来的なもの多数。 オリエンタルな雰囲気はなぜか近未来に似合う。 2.0でCGが多用されたのか? それがうまくいったのか、オリジナルを観ていない自分にはわからないが、正直、CGはしょぼかった。 後、なんだかそんなに女性の肌を見せなくても良かったのでは?と。 なんだろう?自分は肌見せには寛容な方だが、これも多用されると冷める。 後、メディアではどうなってるかなのだが、テレビ放送で観た時、あまりにも音楽のボリュームのバランスが悪かったのが気になった。 銃声などのSEは大きいのにセリフはボソボソで聞き取れなかったのは致命的。 なにやら小難しい話ばかりなので、尚更聞き取るのが辛かった。
- gph*****
3.0点
冒頭3Dモデリングの少佐が出てきた時は違和感しか無かったが全編3Dモデルじゃなくてホッとした 劇場版Zガンダム同様新規パートと既存パートの差があり過ぎる セル画時代の最高峰とは思うがデジタル彩色に慣れた今では既存パートに古さを感じる 追加されたCGパートのせいで更にそう感じさせる なんで中途半端に作り直したんだろう? 予算の都合で監督が最低限変えたいところしかできなかったのか スターウォーズの特別編と違って画の変更点は違和感を覚える場面が多い 2.0というより1.2といった感じ 蛇足
- par********
4.0点
オリジナル版がベストなのは言うまでもないが、本編のオマケだと思ってみれば新規のCGカットはなかなか悪くない。攻殻機動隊の世界観を広げているし、オレンジに再規定されたイメージカラーはよく映像にマッチしている。(マトリックス一作目もソフト版の際にイメージカラーを青から緑に変更していたが、アレは大失敗だったと思う) 残念なところといえば、一番大きいのはやはり人形遣いの声優変更か。性別が変わったことでセリフも微妙に変更されているが、全体的にオリジナルの解釈のほうがずっと良かったと思う。やはり家弓家正ボイスのほうがシックリ来るし、実は素子をめぐるバトーと人形遣いの三角関係の映画なのだということも、男性声であったほうが理解がしやすいだろう。SF的に言えば、人形遣いのボディは女性型なのだから女性声、というリメイクだったのかもしれないが。 あと、音響も一新されていて、大部分はとくに違いに気付かないくらい自然だったが、思考戦車の銃撃音だけはガッカリした。オリジナルは”チュンチュン!”といった小気味よい音とともに石柱が削り取られるのが気持ちよかったのに、こちらのリニューアル版はウーハーが騒ぐだけで爽快感がない。 攻殻機動隊未見の方に勧めるとしたら、最初に見てほしいのはぜったいに劇場版のほうだが、もう飽きるほどみたファンが、ちょっと気分転換に手に取るバージョン違いとしては、まぁ悪くないソフトなんじゃないかなと思う。
- カリブソング
2.0点
士郎正宗のマンガを体験していると、電脳世界の世界観やスペックや体感エピソードなどの厚みが足りなくてσ(^_^;)戦闘シーンのビジュアル迫力は凄い
- inv********
2.0点
劇場公開版の絵を、部分的にCGに差し換えてある。実写版を劇場版のオマージュとするレビューが結構多いが、私はこっちのオマージュだと思う。 でも、気になる所が直ってないので指摘しておく。最初の方でサングラス男を捕まえるシーン、浅い川だか水溜まりで素子少佐が透明人間になって捕物するとき、水面に波とか水しぶきが立たないのはなんでかな? 『ジョジョの奇妙な冒険』で、シーザーとワムウの対決するシーンを思い出してほしい。ワムウは透明になるが、地面の上に足跡は残る。それが突進してきて、途中で途切れる。シーザー曰く「ジャンプしたのか、上か!」と咄嗟に迎撃態勢を取る。水溜まりでの格闘シーンなら尚更だと思わないか? 透明になれば何でもやりたい放題みたいな描写も、ポール・バーホーベンのSFホラー『インビジブル』のよう。 両手をサイボーグ化しないとキーボードを高速で叩けない未来人もどうかと。 実写版が66億円の赤字を出してコケたのも、そういうツッコミどころを直さなかったのがいけなかったんでは?
- sig********
5.0点
5
- d_h********
5.0点
「GHOST IN THE SHELL」そのものに対しては今更言う事は無い。 08年にCGの演出や一部セリフの入れ替えがされた「2.0」。 音がよりリアルになってコッチの方が好きという人もいるだろうね。音響は最高レベル。 ただ、個人的にCGを使う必要性はまったく無いと思うんだけど。 あのオーパーツの塊みたいな素子やヘリの作画がCGに置き換えられてしまったのはちょっと残念。 緊迫感も旧ver.の方があったかな。 特に戦車戦はそう思った。素子が腕に捕まってゴーグルが割れるシーン。 旧ver.は装甲を破壊されるようなグシャッて感じだったが、「2.0」はガラスをパリンッと割られるような感じでちょっと軽いと思った。バトーが素子の助けに間に合うシーンは重さが増したように感じたけど。 ヘリのセリフが違うとその後の印象も結構違うのね。 一番ビックリしたのは、前作じゃ「ナウシカ」のクロトワ(家弓家正)だった人形使いが「ナウシカ」のクシャナ殿下(榊原良子)になったという事だ(押井的には「パトレイバー」の忍さんですよねー)
- kozoi
3.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - hdo********
4.0点
はじめて攻殻機動隊見ましたがちゃんと理解できました。 難しくなかったです。 気づいたらこの世界感にどっぷりはまっていました。 食わず嫌いは損するなあと思いました。 見てよかったです。
- ema********
1.0点
いつ観ても、そう感じられてなりません。 アニメとは何なのか? そんな疑問が常に湧いてくるのです。 観念的なセリフの応酬と、アクションシーン以外では生命(アニメの語源ですね)を感じさせない画面づくり。 押井監督の作品にはいつもそれがつきまとっているように思えます。 近年になって、その傾向はより強まっているようです。 正直、観ていて退屈を覚えます。 なんでもかんでも宮崎駿を祭り上げる気は毛頭ないのですが、両者の力量と製作者としての思想には大きな隔たりを認めざるをえず、同時にまたそこに押井監督の限界もあるのではないでしょうか。
- ale********
4.0点
1995年初の劇場版を、押井守監督が、『スカイクロラ』発表時に、全編リニューアル デジタル処理を施して、3D画像にしたそうです 処理をした部分は、まるで実写のように、眩しいほどリアルで綺麗~☆ 少佐が摩天楼から落下するお決まりのシーンから、オープニング曲が始まる… ぁぁ~惚れ惚れする美しさ~♪ (ただし、処理をほどこしていない部分との落差は、否めません。) 予備知識がほとんどないまま観たときは、 意味不明で、さっぱりついていけませんでした。その後、少しは攻機の見方を学びました。 つまり、理論を理解することは放棄して(爆)、感覚的に、感情優先で観るのです…(苦笑) これぞ、オバハン究極の鑑賞法^^; TV版に慣れきってしまうと、劇場版がやや物足りなくなります。一番違和感あるのは、荒巻課長が、部長…しかも、髪の毛がアフロっていないこと…!! その上、黄門様のような威厳が、劇場版には無い !!! (TV版では)口は悪いが、礼節はわきまえているはずのバトーに、(今作では)強い口調で非難されてるし… 完璧な、スタンドプレーの複合体を誇る9課の課長(部長)として、ちょっと、寂しかったな。 そうそう、その複合体そのものが、『ゴースト…』には充分描かれていません。 タチコマが出る幕もありません。 TV版では、バトーと同じくらい、 少佐と組んで大活躍するはずのトグサだけど、少佐にスカウトされた直後に、少佐失踪…だし… そんなの、ありか??? TV版とは別物と思っていても、どうしても、どっぷり愛してしまったTV版と比較してしまうのです… そして、ひたすら思うことは、『押井監督、病的に暗すぎだよっ !!!』TV版の2nd gigも、押井さんが制作に加わって、ドッと暗くなったような気がする…劇場版の続編『イノセンス』なんて、あまりの暗さに、泣けてくるくらい>< どこが、暗いって… バトーを見ていると辛いのよ… Mなタフガイが、ひたすら耐え続ける図に弱い私は、バトーの心情を想うと、実に、実に胸が痛む… 少佐と同じ、ほぼ全身サイボーグのバトーは、不作法で粗野だけど、少佐にだけは、一定の距離をおき、ひたすら服従精神で、尽くすのみ… だけど、(実はTV版もだけど、)少佐は、感情的にはバトーには応えない… ぅぅぅ~泣けるゼ…! そればかりか、今作では、バトーから姿をくらましてしまう! Mなバトーは、自分の心に反して(苦笑)、追おうとはしないのです。 ぁぁ…どこまでも、自分自身にサディスックな奴…(TT) どなたかが、少佐を姫に、バトーを騎士に置き換えて、評していらっしゃいました。そうなのか…? バトーは少佐のナイト…? しかし、 『あんなゴツイお姫様に、エスコートなんかいるのかね~』(byトグサ) トグサ! あんたの言う通り!! バトーは、少佐に会えない日々、『素子ぉぉぉ~~!!! 』と、 独り、飲みながら泣いているのに違いありません。実は、エスコートが必要なのは、少佐じゃなくて、バトーあなたなのよ… それに気付いているからこそ、弱い姿を周囲に知られないように、本心を隠しているのね。 (恋心はバレバレなのに^^;) TV版でも、少佐を求めて、シリーズに一度は必ず、『素子ぉぉぉ~!!!』と叫んでいるバトー。『素子ぉ~』と呼ぶときだけ、少佐に対する、彼の感情が解放されているような気がします。 バトーが叫んだら、それは、クライマックスシーンです。(笑) その声に素子さんが応えるシーンは、今のところ、発表されていません…悲…
- jig********
3.0点
話の中身はそのまま映像をパワーアップさせて 帰ってきました攻殻機動隊ということのようで、 ファンには嬉しい・・のか? それとも新規のファン獲得も目論んでなのか。 ま、おそらく両方であると思われますが、 結論から言うならば 新規の人にはこちらから鑑賞で問題はなさそう。 昔の作品のファンからは・・う~んどうでしょう。 そんなモノマネで誤魔化しておきますかねというところです。 映像としてパワーアップてそこまで違いあるんだっけ?と 疑問を抱いてこの作品を鑑賞後に再度 昔の作品を観てみました。(なんて、ヒマな・・) 本作を観た限り、 冒頭の少佐のビルからのダイブと 少佐が潜水している部分の映像を大幅に変えたくらい。 あとは、ちょこちょこ出てくるネットへのアクセスと 地図の映像が変わっただけだろくらいに思ってましたが、 一応全編に渡って映像はいじってある感じです。 昔の作品より映像はそれぞれ上がってはいるものの、 構図などを変えていないのであまり変化は感じられず、 大幅に映像をいじった部分との違和感の方が大きかったりします。 その辺は初見の人のほうが新鮮に受け止められるので、 旧作に慣れてしまうと、う~んと唸ってしまうかも。 旧作の場合はアニメという枠内であったので、 当時は新鮮な気持ちで観られましたが、 今回は画を変えているところとのバランスが どうにもアニメとは脳内変換できなくて違和感が 常に付きまとうという・・あぁ私の頭は古いのね、と。 ま、そんなところです。 大きな変更箇所としては、 ”人形使い”役の声優が代わったことですかね。 榊原良子さんに代わったことで、 話としてはわかりやすくなったような気はします。 気のせいかな? 他は、セリフを取り直したのか 旧作よりわかりやすくなっていたりと 細かい部分で変更をしてある模様です。 旧作に慣れ親しんだ人にもそういう部分で 楽しめるのかなと思いました。
- sat********
3.0点
ネタバレ久しぶりにみると新鮮
このレビューにはネタバレが含まれています。 - しいちゃんのパパ
5.0点
これから書く事は、既にこの映画を知っている、 或いは、オリジナル作を見た人ではないと分からないであろう。 そういう想定でレビューを書きます。 そもそも、この映画は、ファンの為の映画でもあるが。 元々は1995年の秋に公開された劇場版。 この映画の世界観・ビジュアル面は、 海を越え、他の映画製作にインスパイアされたことは有名な話。 あの『マトリックス』もこの映画が無ければ、 存在しなかったであろう。 この映画の肝は、ビジュアル面だけでない。 この映画で語られているのは、 人間という存在・定義を押井監督なりの解釈で表現していること。 今でも、この映画が愛されているのは、ビジュアルだけはない という証拠であろう。 あれから、15年。 新しい視点で見れるとは思わなかったし、喜びを感じる。 では、何処が変わったのか? オリジナルを見た、数年前の乏しい記憶と、 コアなファンではないので、全ては把握していないが、 先ずは、CGを採用したこと。 この映画の後日談的な存在の『イノセンス』では、 積極的にCGを使用しているので、 このリニューアル版に対し、違和感は感じない。 CGを多様することで、世界観がディープになり、 擬体と人間の曖昧な世界が更に明確になった感じがする。 そして、人形使いの声が家弓家正から榊原良子へ変更になった。 人形使いというキャラの異様さが、更に強調されただけでなく、 草薙素子の声である田中敦子の女性の声と同じであるので、 異様な連帯感というか、状況の共有感を明確になった感じがする。 後は、映像をリニュアールしたり、音楽・アフレコを再録したりして、 更に明確にクリアになり、この映画の世界観を更に深める工夫を している。 オリジナルに関し、文句のつけようがない。 この映画は、どちらかと言えば、 バージョンアップ的な映画である。 基本設定は変更せず、 現在の最先端の映像や音楽技術を投入して、 新たに、更に深く映画の世界を拡げ、 見る側に新たな発見を感じる。 ファンにとって、これ程、至福の時はないだろう。 オリジナルを更に進化させた映画というのは、 こういう事なのだと、感じさせられる傑作なのである。
- mimensys
4.0点
人形使いは「家弓家正」さんが良い。 俺は1.0をお勧めする。 女性では線が細過ぎる。 女性の偽体に男性の声の方が異常性があっていいのだ。 オープニングは1.0の方が緊迫感があって良かった。 CGDはソフトに造り過ぎでは?
- dog********
3.0点
料金は半額にしてほしかったです。 CGの直しは正直違和感を感じました。 それをやるなら、去年のエヴァのときのように、セル画のシーンも全部書き直すべきです。 そうすれば劇場公開の意味もありますがこれで1800円はきついかもしれません。 ただし、人形遣いの榊原良子さんはとってもよかったです。 そして、当たり前のようですが、やっぱり、攻殻は改めて面白いなと思いました。
- wow********
3.0点
作品名だけは知っていて2.0って事で観たのだけれども・・・。 正直理解出来ない。 この際映像美は置いといて、この内容で分かるのか? 裏設定があったり攻殻機動隊を知ってる人なら説明不要の土台があるんだろうな~とか穿った見方をしてしまう。 そもそもが娯楽ではなく文学作品なのかもしれないけれど。 登場人物のやり取りや作品全体に漂う空気感は好きでした。 蛇足ですがやっぱり本業の声優さんは最高。 俳優さんを起用する最近の風潮はさっさと終焉を迎えて欲しいよホント。
- qyj********
1.0点
ネタバレ作り直す必要があったのかなぁ?
このレビューにはネタバレが含まれています。