あらすじ・解説
姉の寄宿学校行きと両親の離婚危機を受け、孤独を感じる女の子、ベティ(アルバ・ガイア・クラゲード・ベルージ)。おりにとらわれた犬のナッツだけが友だちだったベティは、ある日精神病院から抜け出してきた青年イヴォン(バンジャマン・ラモン)と出会う。両親に内緒で、イヴォンを庭の自転車小屋にかくまうベティだったが……。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(36件)
- green
5.0点
ネタバレ心の棘
このレビューにはネタバレが含まれています。 - rub********
2.0点
邦題やDVDのパッケージは可愛いのに、内容は暗い。 フランス映画のイメージ通り。 主人公の女の子は可愛いけど、憂いのある感じで、小さいのに十分女優だった。 赤いコートと靴が、とても鮮やかなのが印象的だった。 子どもから大人への脱却がテーマだと思うが、前フリに対して結末への展開が早過ぎると思う。 急に夫婦が和解するところとか。 悪くはなかったけど、すごく良いという感じではないかな。
- きゃる
4.0点
予告を見て「ミツバチのささやき」みたいなと感じましたが 本編は「シベールの日曜日」を色鮮やかにリメイクした感じでした。 共通点は、フランス、湖、小屋、純粋な心、心の病、少女の本名。 相違点は、子どもの視点で描いていること。これは、良かった。 子どもの世界観を自分の子ども時代や、我が子と重ねて観ました。
- nuk********
4.0点
ネタバレベティの一週間
このレビューにはネタバレが含まれています。 - uri********
5.0点
60年代の美しいフランスの片田舎と、繊細な心を持つ少女の成長を描いた、 心洗われる作品でした。 子供は子供なりに自分の視線で物事を観ているのですね。 両親がいくら平静を装っても、不仲なことにはとっくに気付いているし 「なんでもないの」と言いながらも傷ついているベティのけなげさがいとおしい。 大好きだったお祖父さんお祖母さんを亡くし、母親が出て行き、唯一の頼りだった お姉さんも寮へ入っていなくなってしまいます。 父親は仕事で忙しいし、ひとりぼっちのベティは、自分の世界を創ろうとします。 自分の器の中にあるものを慈しむより、自分自身の生きる価値を 見いだしていくかのようです。 その、不器用ながらも優しい気持ちに心洗われます。 ピュアな風が通り過ぎていったような映画でした。
スタッフ・キャスト
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