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ベティの小さな秘密
2008年9月20日公開

ベティの小さな秘密

JE M'APPELLE ELISABETH/CALL ME ELISABETH

902008年9月20日公開

3.0

小さな秘密が集まって彼女は大人になる

仲良しの姉は寄宿学校へ、母親は男の元へ、父親は仕事で手いっぱい。そんな生活の中、10歳のベティの小さな秘密とは?そして、その結末は、、、、、、。 基礎知識無しで鑑賞。もっとファンタジーかと思っていたから、ちょっとダークでシリアスで驚きました。ホラーじゃないけど、怖かった。。。。どこが?って言われそうだな~でも、切なくて、苦しくて、泣けました。最近よく泣きます。はて??? ただ可愛いだけじゃない、っていうのがフランス映画だね。キツイ事もいろいろ出てくるのに、大騒ぎにはしない、、、、淡白過ぎる程。エンディングも“だから、どうなるの?”って感じで、見る者に委ねてしまう。。。でも、それもフランス映画、なのかな。 ☆ベティ・・・周りに人は居ても、精神的にひとりぼっちだった彼女。自分が世話をする立場に立って、初めて自分の必要性を感じたんだと思う。子供だって、何も考えて無い訳じゃない。全部を喋る訳じゃない。子供でいる事も時には辛い。 ☆父親・・・精神病院の院長で、患者の事を「生きるのが不器用な人たち」と呼ぶ。それは凄いと思うけど、家族に対しては男としての威厳を持ち過ぎたね。立場も時代もあるだろうけれど、、、、、。たまに、弱みをみせてもイイのにね。 ★母親・・・キレイです。旦那が構ってくれないからって、他所に男を作るって、、、、子供が可哀そう。 ☆家政婦さん・・・病院の患者さん。戦争で子供を失ったショックで記憶障害になっているけれど、家事は出来るから、父親が雇っているらしい。彼女の存在や行動には深いものが有る。でも、生かされて無いんだよね、残念。 ☆青年・・・病院の患者さん。自殺願望があって、震えがでたり、日常生活に支障があったりする。ベティに匿われて、彼も少しずつ変わったみたい。 原題は「call me Elisabeth」。彼女がエリザベスって呼ばれるのは、大人になった時。でも、大人だって現実だけに生きてるんじゃない。小さな秘密は誰にだって有るよネ。

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