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GSワンダーランド (2008)

監督
本田隆一
  • みたいムービー 93
  • みたログ 412

3.50 / 評価:142件

GS好きにはたまらん映画!

  • ibukulo- さん
  • 2012年11月11日 23時48分
  • 閲覧数 1067
  • 役立ち度 8
    • 総合評価
    • ★★★★★

ワザとやってるとしか思えない調子っぱずれな合いの手と、破壊的ボーカルで一部に有名なカルトGSの代表、ライオンズの「すてきなエルザ」で始まった瞬間に、この映画の素性がわかってしまいました。

そう、これはホントにGS時代を体験して、GSが大好きな人が作った映画だと!(笑)


そしたら、レコード会社の社長役で岸部一徳が出てきてザ・タイガースを語る!
(ご存じない方のために。岸部一徳(当時はおさみ)は元ザ・タイガースのリーダーでベーシストです)

途中で、ザ・タイツメンのテレビ出演時の司会役で、「雨のバラード」で有名な元ザ・スウィング・ウェストの湯原昌幸が出てくる!(後に、この曲は湯原昌幸がセルフカバーで歌謡曲としてヒットさせてます)

そんでもって、ザ・タイツメンのデビュー曲が、オックスのダンシング・セブンティーンそっくり!

ギターやベースも、当時使われていて今は見かけなくなったビザールギターのオンパレード!

というわけで、当時のGS事情を、ザ・タイツメンのデビューから解散の軌跡になぞらえて追っていった映画で、監督が一番伝えたかったって「GSブーム」ってこんなことが裏で起こってたんだよ、てことだと思いました。

私自身、小学生時代にGSを体験して、今でもGS大好きな人間なんで、この映画はすごーく楽しんで見られました。


この映画には・・・
1.レコード会社は売ることが最優先で、GSには音楽性とかジャンルとか求めていなくて、元々ロックで始まったはずが、歌謡曲や演歌やムード歌謡を歌わされたこと。
2.着たくもない恥ずかしい衣装を着させられたりこと。
3.国籍を偽って外国人メンバーとされたりしたこと(この映画では性別)。
などの、当時のGSの実情がそのまま再現されています。

そういうところの再現性はすごく高いですね。

ただ、異なってるのは・・・・・みんな演奏ウマすぎ!(笑)

それと、タイツの衣装は1968年5月にデビューしたオックスが、デビュー前から着てましたから、この映画で着させられた時期ではすでに先駆けではありません。


あとは、年代が進むにつれて曲調が変化していく様子もよく再現されています。
1970年に入ってGSブームが終焉になったころに台頭したニューロックのサウンドも、ザ・ナックルズの演奏で忠実に再現されています。
そして、また歌謡曲全盛に戻っていく様子も。
エンドロール見てたら、当時の作曲家、作詞家がこの映画の挿入歌作ってるんですね。そこまでこだわるとは!


それにしても、ホントに色々と思い出して懐かしい映画でした。
その後に活躍された方々で、当時、GSやってた方々の顔なんかも浮かんできたりして。

沢田研二、岸部一徳[岸部おさみ]、岸部シロー(ザ・タイガース)
堺正章、井上順、かまやつひろし、井上尭之(ザ・スパイダース)
萩原健一(ザ・テンプターズ)
寺尾聡(ザ・サベージ)
安岡力也(ザ・シャープホークス)
鈴木ヒロミツ(モップス)

とかとか。

あと、寺内タケシも一時期GSやってましたね。


いや、ホント色々と感心しましたが、そこらへんを明るく見せてくれたのもすごく良かったです。
ホントに楽しんで見られました♪

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