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ボーダータウン 報道されない殺人者 (2006)

BORDERTOWN

監督
グレゴリー・ナヴァ
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3.82 / 評価:129件

あちゃー日本企業の暗部が(汗)

  • gar******** さん
  • 2013年6月4日 2時12分
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

そんなこと言ってちゃいけませんね。こんな痛ましい事件が日常な国がある、寧ろそれが普通だと日本人は知るべきです。

多くの方がこの事件に関してのレビューを書いてらっしゃると思いますのでタイトルにもある別な角度から。

実は日本人自身があまり知らない事実として「日本企業は滅茶苦茶金にがめつい」という海外での日本像があります。

この映画でも取り上げていますが人件費を安くするため、税金払わないように済ませるために日本企業って結構アコギなことしてるんですよ。
人件費の節減の為という事ならどこの国の企業もしているので特に問題ないし、それで新興国や途上国が潤うのならそれはお互い問題ないですよね。

しかしそのお金がどう使われているかというのが非常に問題です。
日系企業が雇用した労働者に対してドケチ、渋チンだというのはとても有名な話です。
途上国や新興国に進出する企業、特に先進国からの進出に関しては途上国側より少し高い給与平均を設定するのが通常であり、そしてベネフィット(福利厚生)なんかもしっかりしている。程度の差はあれそれが普通だし、それが先進国側の「プライド」で有ったりもするわけです。つまり「尊敬」「敬意」を買うわけです。

しかし日本企業は違います。そんなプライドなんか糞食らえです(笑)ガッツリ下げます(笑)ヘタすると平均以下まで下げます。ベネフィットもありません。

もちろん全部がそうではありません。良心的な企業もあります。
しかし実体としてこのような現実があります。
日本の某自動車メーカーがアメリカ進出を計画しました。
かつてデトロイトといえば世界の自動車産業の聖地であった。
そしてそこに起業することが外国メーカーには一つの夢であり、またそれが企業自身のメーカーとしての誇りを鼓舞することにも繋がる。
だが日本の企業は最初から南部を狙います。それはなぜか?南部は組合がうるさくないからです(笑)

確かに利口だし、したたかといえばそうとも言える。
強豪ひしめく中で戦うためには、新参者は奇策をとることも時には必要でしょう。
しかしそれも程度によりけりだと思います。

かつてジャパン・バッシングがひどかった頃のアメリカでの日系企業での背景にはこのような部分もあった。

今中国では更に悪質なOEM(下請け)という形に見せかけ、賃金面でも収入平均より低い金額で雇い、中国は残業代が支払われないのが通常なのをいいことに残業代なし(この中国の体質自体大問題だと思いますが(笑))、ベネフィットなんか当然無い、こんな日系企業が相当あるという事実です。

それでお金の使い道として力点は所謂賄賂です。
日本企業側はそれで政治家、有力者を取り込んでるつもりでも、敵はもっとしたたか、取り込んでるつもりが反対に取り込まれてしまい、結局売国と呼ばれてもいたし方ない某大使さんなんか出てきてしまうわけです(笑)

私は共産主義者でもなければリベラリストでもないし、権利がどうのこうのと声を荒らげるつもりは実際はないですが(日本は他国に比べ恵まれているという現実もあるでしょうが)、こんなことしてりゃそりゃ銭ゲバ、守銭奴、ドケチなんて言われたってしゃあないと思いますよ(笑)

日本企業は本当に大きくなった。不景気とは言え日本自体もかつてエコノミックアニマルと呼ばれた当時よりも経済規模は確実に大きくなっている(当時は英仏と変わりない規模でドイツ(西ドイツ)より下だったが、現在は英仏足して日本と同等程度、ドイツは日本に次ぎますが相当差が有ります)
いまだアメリカは最大の経済国とは言え、実際は対外借金も大きく異常なまでに格差が開いている。
いかに大きくなったとはいえ人口比で考えれば一人あたりのGDP、国としての政策やインフラ等考えれば到底日本に追いついているとは言いがたい中国。

もうこれだけ大きくなった。見方によれば世界一の経済国、世界一恵まれた国だ。なのに日系企業や日本政府の姿勢はかつての状態と変わりがない。

こんな風に映画で描かれてしまわれないように、もう少し日本の企業は雇用者としてのあり方を少し見直すべきで、もっと「人」を大切にする事にシフトするべきだと思いますよ。

詳細評価

物語
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