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ナポレオンの愛人 (2006)

N (IO E NAPOLEONE)/N - IO E NAPOLEONE/NAPOLEON (ET MOI)/N.: NAPOLEON & ME/NAPOLEON AND ME

監督
パオロ・ヴィルズィ
  • みたいムービー 6
  • みたログ 24

3.11 / 評価:9件

パロディー。『英雄』『皇帝』だけ定番。

  • 百兵映 さん
  • 2016年7月7日 14時09分
  • 閲覧数 516
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

 邦題を真に受けて、『ナポレオンの愛人』はどんな人物だったかという興味で観ると肩透かしを食ってしまう。むしろ、“ナポレオンの秘書”とでもした方が、内容としては正確に近い。失脚後の、従って老齢期のナポレオンの、良くも悪くも生身の人間臭さを私設秘書を通して描いたもの、といえよう。英雄伝説としての「定番」ナポレオン像からするとかなり期待外れの「余話」であって、それは結果として皮肉でもあり悲喜劇であり、パロディーであろう。定番を良く知っている知識人?には、余話の面白さが楽しめるだろうけど、そうではない教科書でのナポレオンしかしらない者には、別段面白くも何ともない。

 ただ、ベートーベンの3番『英雄』や5番『皇帝』がBGMに使われるのは、面白いのだが、9番の『合唱』が入って来るとどうも飛び過ぎの感じがする。面白いのは面白い。

 もうひとつ、「皇帝の秘書」という点では面白い。他の映画でも数々、『宮廷の……』というタイトルで、「画家」「音楽家」「庭師」「家庭教師」「裁縫師」などが見られる。……家、……師、の立場から宮廷トップを描く手法だ。本作では、秘書なのか書記官なのか、言ってみれば偉い人の口述筆記係だ。なるほど、そうすれば、後世様々な伝説となる際の名言集もすんなり取り入れられるわけだ。

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