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ラブファイト
2008年11月15日公開

ラブファイト

1262008年11月15日公開

ねずみブタ

4.0

ネタバレ相手の心が見えるまで

そこそこ前に、テレビでやってるのを観ました。 日本映画に関しては、厳しい評価の、自家アカデミー賞受賞監督気分オヤジですが、この作品は、なかなか良いじゃんって思った。 主演の、北乃きいちゃんや、男の子役のボーイも、なかなか好演していたし、ちょっぴり甘くほろ苦い、人の心の成長物語的シナリオも、ナイスです。 きいちゃん、演技も、アクションもいいね。 等身大の役柄だからかは分かりませんが、男勝りで強気、でもちょっと女の子の部分が顔を出す、 少女から少し成長して、本当の愛を幼なじみの男の子に見つけるっていう、 大人の階段昇る、君はもうシンデレラじゃないさっていう役どころを見事に演じてました。 ナイスきい! ちょっと情けない感じの、弱々な幼なじみ役の男の子くんも、役には、ぴったり。 それでいて、ボクシングシーンなんかは、かなり本格的にやってるようだったから、良い感じだったぞ! きみは、このまま、実生活でも、ボクシング続ければいいじゃん!って思った。 なんか、才能有りそうじゃん。ボクシング。 作品のテーマも良かったな。 人は、誰もが、ある時、異性を好きになるんだよな。ま、同性もありますが。 自分とは、違う、めずらしい生き物に、なぜか、夢中になる。 体が違うから、いろんなことが違うから、相手のことが、知りたくて、気になって、どうしようもなくなるのさ。 でも、知りたい反面、自分とは異質の相手に、ちょっとした恐怖も感じたりもする。 触れてみたいけど、触れない。 面白いな。 この作品の、主人公の男の子も、そうだった。 きいちゃんのことは、気になって、気になってしょうがないんだけれど、触れてみたいけれど、怖かったりもする。 パンツが怖いとか、言ってたけど、そういうことだよね。 でも、好きな気持ちのほうが、強いんだよな。 だから、男の子も、女の子も、おそるおそる相手に近づくのさ。 「俺は、お前が、怖いから、ボクシングをやるぞ!」 って、相手を遠ざけてるけど、 「じゃあ、私もやる!」 って、きいちゃんが、寄ってくる。 ホントは、触れ合いたいのに触れ合えない二人を、ボクシングが、近づけるんだ。 そして、ついに、二人は、拳を交えて、触れ合う時が来る。 ボクシングで、殴りあう二人。 次第に、初めて触れ合う相手の中に、触れ合いたい知りたいっていう感情以上のものを、互いが見出していくのでした。 お互いの心に、初めて愛を見て、お互いのほんとうの姿、心を愛することを知る若者なのだった。 アバターなら、「あなたが見える。」って、ところやね。 愛を知る、少年少女の、ナイス物語だった! でも、もうちょいってところもあった。 大沢たかおさんの、演技が、どうにも、パットしなかったな。 じん役は、かなり、いい感じなのですが、元ボクサーには、全く見えへんで! あと、きいちゃんのボクシングシーンや、回し蹴りなんかのアクションはホント素晴らしかったんだけど、もっと、もっと、迫力ある映像撮れるでしょう! きいちゃん、チョコレート・ファイターのジージャーちゃんほどじゃないけど、結構アクションできるから、もっと、カッコイイアクションシーンをバンバンいれて、カメラワークも、もっと凝ってくれよ! あと、ちょい、間延び感ある感じ。 あと、幼なじみ役の男の子が、きいちゃんに恋して、怖がるってエピソードが、ちょい弱。 もっと、幼馴染の子が、きいちゃんに触れたいけど触れられない的、青年の性春てき、性性しい、グローイング・アップ的なほのぼのエピソードを、盛り込んだほうが、面白かった気がしました。 よかったよ!

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