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バンク・ジョブ (2008)

THE BANK JOB

監督
ロジャー・ドナルドソン
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3.76 / 評価:939件

超アナログなクライムサスペンス

  • ryo***** さん
  • 2008年11月25日 12時44分
  • 閲覧数 158
  • 役立ち度 21
    • 総合評価
    • ★★★★★

1971年、プロではない小悪党たちが起こした銀行強盗が、英国史上最大のスキャンダルに発展してしまった事実を描いた作品が「バンク・ジョブ」だ。何処までが真実なのかは明らかにされていない(9割が真実らしい?)が、その事実は昔の事とはいえ、よく映画化が許されたなといったモノばかりである。

元々事件自体歴史的タブーに触れる事柄が多いため、その全貌を掴むのには相当苦労したようだ。その調べ上げた事実を基に、キャラクターやそのバックボーン、銀行襲撃の手順とその後の展開などを脚色する事で物語が造られている。細かいエピソードは創作だが、全体像は事実といった感じだろう。

主演のジェイソン・ステイサムは何時ものアクションを封印し、小市民であり小悪党な珍しく普通の人物を好演している。他の出演者たちも当時の雰囲気や、プロではない小悪党である様子を上手く表現しており、街並み・セット・小道具を含め時代性の再現度が素晴しく、当時の様子が手に取るように判る。

時代を考えれば当たり前の事だが、何をするのにもアナログなのが今となっては新鮮に映る。携帯も無ければパソコンも無い。通信手段は無線と電話だけ、銀行襲撃は地下へ潜って手掘りヨロシク穴を掘る。犯罪を扱った映画にありがちなスタイリッシュさの欠片も無い、まして彼らはプロではないのだ。だがそれが余計に真実味を生み出す。

ハデさは無いが、これが真実だと思えば相当に面白い(不謹慎かな)事件だ。脚色の絶妙さを含め、この事実をキチンと娯楽作品として楽しめるよう造られている。それにしてもイギリスは懐が深い。本当、よく映画化を許してくれたな~。それほどのスキャンダルだよ、この作品で描かれている事は。日本では考えられん、いや、考えたくも無いワ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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