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ゲーム・プラン

ゲーム・プラン

THE GAME PLAN

110

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3.0

当代きってのカリスマに失礼

ドウェイン・“ザ・ロック”・ジョンソンの新作が全米Box Officeを制した記念に、08年未公開の主演作をレビュー。『キンダガートン・コップ』『キャプテン・ウルフ』の系譜に連なるマッチョスターの"Daddy Day Care"もの。 ◆ 本作の監督は上記新作と同じアンディ・フィックマン。ふざけた邦題の前作『アメリカン・ピーチパイ』でアマンダ・バインズ(逸材)のファニーな魅力を限界まで引き出したように、本作でもロック様のチャーム全開・・・なんだが、脚本のダメさに引きずられてどうにもぬるい映画になってしまった。正直この程度の脚本ではロック様(逸材)に失礼。前作は脚本がよかった。ロック様に+★★   8歳の娘を演じるマディソン・ペティスは例によってディズニー・チャンネルの子。自分が今何をしているのかをバッチリ意識した、人工的な子役演技が鼻に付く。周囲の大人と演技指導が悪い。このまま将来人気出たらラジー賞行きは鉄板だよ? ◆ ファミリー映画だからといってぬるい仕事をやってはいけない>脚本家。主人公の変化の動機に説得力を欠いているため、しだいに興味が失せる。演じる人が当代きってのカリスマだけあって、泡まみれロック様とかタイツ・ロック様とか笑えるんだけど、それだって想定内に留まって捻りがない。アメフトチームはアメフトやってるように見えないし、あれがコーチには見えないんだけど、ちゃんとシナリオハンティングはやったんだろうか。   後半はとってつけた感傷的な展開。それ自体は許容範囲だが、娘のアレルギーを本作最大のシリアスなシーンとしているのは納得できない。だって前半、ロック様のアレルギーで笑いを取ってるじゃないか。書いたことを忘れたのか、ナッツとシナモンでは症状が違うとでも思ってるなら、今どきありえない無神経さ。自国の『Dr.HOUSE』をフルシーズン100回観て出直してこい。   この映画はアレルギーもアメフトも理解しないまま撮られた。んなことやってっからディズニーはぬるいと言われ続ける。ディズニーの名作・傑作に謝れといいたい。

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