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ターミネーター4 (2009)

TERMINATOR SALVATION

監督
マックG
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  • みたログ 5,918

3.44 / 評価:3136件

観たかった未来の扉が開く。

  • tis******** さん
  • 2009年6月9日 14時18分
  • 閲覧数 219
  • 役立ち度 58
    • 総合評価
    • ★★★★★

映画の楽しみは短編そのものの楽しみの他にもう一つある。
ご存知、続編への楽しみ。

一つの作品を観た頃を思い出し、自分の成長と共に作品が成長していく。
そういった待ちに待った作品が減っている。

最近は続編ありき、若しくは一本目の公開から短い期間で続編が上映される。

ターミネーターシリーズは実に25年の時を経ている。
初回作品で小学生。
続編で高校生。
社会人でその続編。

そしておっさんになって待ちに待った未来が見える。
すっかりジョン・コナーの年齢を追い越した私。

映画の進化を見事に見せてくれる。
初回作品の当時は、イメージした映像をどのように、どうしたら実現できるか、ターミネーターを実際に動かし、そして生きているかの如く扱う苦労が節々にあった。
その映像に恐怖したのだ。

時代は変わり、「想像した映像はほぼ実現可能」となる。
近年、アニメの実写化が進むのは技術の進歩が大きい。
つまりは「絵」で想像できたのだが、実写にできなかった事が今はCGにより可能になったのだろう。

つまりはハードルが高くなる。
今度は「いかに凄く、そして今までにない映像を創造するか」にかかってくるのだ。
求められるのは技術ではなく、想像力と変わったのだ。
T3の評価が上がらなかったのは、ここにある。あの時代、あの手の映像になれていたのだ。

誰もが観たい未来の世界、しりたい秘密を秘めに秘めまくったままになっていたこのシリーズ。
いよいよ全貌が明らかになる。

生半可な映像とストーリーではファンは見向きもしない。
その思いは製作者が一番強く感じているであろう。

オープニングの文字の重なり、あの音楽、あの雰囲気。
ここでタイムスリップさせてくれた。

映像もどうだろう。私は満足だ。確かにこれだ!という斬新なシーンは無いのかも知れない。
しかし、ロボット映画になりがちな部分をストーリーがカバーし、そして肝心のターミネーターの存在感も維持している。
あわゆくばT4はヒューマンドラマになりがちで、ターミネーターの迫り来る恐怖やその存在との戦いが薄れるのではと思っていた。故にアクションシーンのドキドキ感が映画のスピードを継続してくれたのだろう。

もともと「友情」や「信頼」がベースになっているストーリーであり、その世界感に幅の広い沢山の要素が絡んでいる。
キャストが代っていることはむしろ新鮮な感じがして違和感がない。

未来にやってくる、来て欲しくない世界の中で、過去の平和な時代を失わない為に紛争する。
スカイネットとの攻防、そして自分自身との攻防。

25年間の時を経て、未来は大きくパワーアップした。
しかし25年前の衝撃はそのまま大きなものである。

今生きているこの時間にこの映画を観ている事が、いつしか物語が終焉した時、きっと重要な「未来」へ向かっていたとしるだろう。

残念な事、4は単体の作品と思っていた。
続編ありきで製作されては、一本の価値がどうしても散漫になる。
必要な続編であれば歓迎だが、悪戯にストーリーを膨らますのは頂けない。
5の製作については、4の公開が無事に終了し、その後、発表でもよかったのではないか。
そういったよからぬプレッシャーが5を駄作にするのではと不安になる。
・・・・・・・といいつつキャストや一部画像を観たりすると、ドキドキする(笑)。早く観たいと。

こうしてあと何年ターミネーターシリーズは楽しませてくれるのだろう。

こういった重要な意味を持つ作品の登場を心から願う。

どういう流れであろうと観にいく作品。
共にその時間を共有できれば最高だ。

賛否を分かち合うのもこの作品の醍醐味。

あえて私は今後の長いエンターテイメントに大いなる期待を込めて☆5

シュワちゃんの登場にも感激。嬉しいファンサービス。

「想像した事が映像にできる時代」
その時代に「想像を絶する映像」を生み出す苦悩。

代らないT-800の姿に、25年前の魂を観た。

長いようであっというまの25年、これから先の数年間、それ以上の進化を遂げて欲しい。
私も成長しなくてはと、背中を押された気分でした。

携帯の着信音をあの、だだん・だだだだん♪にして、気合を入れなおす。

絶望の未来では無く、絶望の中に光を見出す。
戦う男達は「人間」である事を痛感し実感する。
映像を作る事はできても、この人間感を作る事はできない。
悲壮感漂う未来では無く、そこで生きる力を見出していた。

サラ・コナーの思い描いた未来とは異なる事を願う。

未来は自分達で切り開くもの。一秒を全力で行こう!

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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