ここから本文です

青い鳥 (2008)

監督
中西健二
  • みたいムービー 437
  • みたログ 974

4.18 / 評価:399件

阿部寛の演技は5点満点

  • shi***** さん
  • 2010年8月20日 17時24分
  • 閲覧数 302
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

阿部寛の演技は5点満点、言葉が少ない分、顔や歩き方で表現しなければならない。
一人一人の生徒を思う気持ちが眼の表情に表れていて、ここまで演技できる人はいないだろう。
校舎の屋上の柵を開けて屋上の縁に立ち、校庭を見下ろしている姿は、生徒を一人ずつしっかり見ようとする態度の表れなのかと思ってはみたが少々不気味ではあった、映像からは屋上の縁に立つ理由がよく分からなかった。
映画の後半で、阿部が同じく屋上に立ち、写真を一枚眺めている。その写真にはにっこり微笑む阿部、それと阿部を囲んだ生徒達とのクラス写真だろう、ただその生徒の一人がレンズを見ず暗い表情で下を向いている。おそらく阿部が以前働いていた学校で、その写真の下を向いた男子に何か事件があった、と推測したのだが。
阿部の演技は素晴らしいのだが、青い鳥BOXの設置委員会で、顧問の教師が、投書にあった「誰かを嫌いになるのはいじめなのか」に生徒達に討論を持ちかけるでもなく、安易な回答をしたり、副顧問の教師はだんまりを決め込む、なんて現実的ではない展開があり、ほんとにこんな教師がいるのかと不安にさせられた。
また、いじめで自殺を実行したものの失敗に終わった生徒がいた学校で、校長はじめ教頭、その他教師達が誰一人、臨時教師の阿部を除いて、馬鹿のように何も意見を発表をしないなんてあり得ないと、非現実的と思い、マイナス1ポイント。

コンビニ君をいじめたいた井上が、ボソッとつぶやく「あいつが生きていてよかった」と。
阿部の最後の授業、自主的に作文を書かせることにした授業で、いじめをした井上、梅田や、他の何人かの生徒が、作文用紙を取りに行く、これは、私に希望を持たせてくれた、このシーンがあったからこの映画は成り立ったとほっとした。

日本の中学生にこの映画を見せて、いじめとは何か、を討論させるいいきっかけにはなると、感じた。

阿部の一語一語に深く納得しながら2度も見てしまいました。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 悲しい
  • 勇敢
  • 知的
  • 切ない
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ