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青い鳥 (2008)

監督
中西健二
  • みたいムービー 437
  • みたログ 974

4.18 / 評価:399件

野口君はキーパーソンに出会い損ねた。

  • mistion さん
  • 2010年12月14日 20時43分
  • 閲覧数 430
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

学校が、教師がいじめ問題に立ち向かうという事がどんな事か
それはいじめ対策委員など立ち上げて腕章つけた先生が見回る事でもない
校長が朝礼の度に命の大切さを説く事でもない
「お前らいじめは卑劣な行為だぞ、やめろ」と言い聞かせたり、校内にポスターを貼りまくる事でもない

今の学校でのいじめ対策など表向きの猿芝居ばかりだと
いじめで死んだ子の学校長の会見を見るたび全く誠意の伝わらない物ばかりです。

この映画はそういった事を多少なりとも教えてくれる所はあると思います。
自分の話をすると長くなるのでやめますが
私のいじめに真正面から立ち向かってくれようとした中学の時の女性教師を思い出しました。

村内先生と本当に出会うべきだったのは誰でもなく野口君だったんじゃないかと思います。

気になった点として、いじめに携った子供達があまりに純粋すぎること。
現代の暴走したいじめ事情の中、いじめを行う生徒達があれほど素直な魂を持って
先生の行為に心を動かされるかどうかという点ではやはり映画だなという感じで現実感に欠けました。
ああであって欲しいという希望はありますが。

村内先生が吃音というハンディを抱え、何かしらの苦労偏見を乗り越えて生きて来た事は
詳しく説明はなくても推察でき、それゆえにああいった態度でいじめに向かっていけるのだという事は解る。
そうした者にしか理解しえないいじめの本質の部分を、
弁護士や裁判官がどれだけ察した上でいじめ事件の裁判をしているんだろうかと
私の昔からの疑問をまた問いたくなった作品だった。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • 勇敢
  • 知的
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