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青い鳥 (2008)

監督
中西健二
  • みたいムービー 431
  • みたログ 965

4.20 / 評価:389件

解決できない

  • cha***** さん
  • 2016年9月26日 22時19分
  • 閲覧数 1224
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

いじめという問題。
おそらく昔からあって今後も無くならないんでしょう。
自分はいじめられても、いじめても無かったと思っていたけど、本当にそうだったのか考えさせられました。

この年頃の子供達って、多感で敏感なのに、残酷。
誰かをいじめることで連体感を持ったりする。
その標的にならないように必死だったりする子もする。
いじめに参加しないのがカッコ悪いとか思う子もいる。


本気で言っていることを本気でくれる人がいるって事が、いかに大切な事か…。

阿部寛の役は、吃音を持たせた事で深みが出たと思います。
あれだけの吃音で今まで生きてきて、どれだけの辛い思いをしたんだろう…と思わされるのです。
吃音を悩んで自殺する方も多いのですから…

また、言葉を伝える、それを聞く。
という言葉に重みを持たせています。
伝えたいのに、聞いてくれないという思いをしたんだろう…と想像させてくれるのです。

阿部寛がやった事は正しい事なのかはわかりません。
他にも何か子供達に伝える方法はあるのではないかと思います。

でも、子供に何かを伝えたい…
という思いはヒシヒシと伝わります。

他の教師の方々の姿も描かれてました。
映画なので誇張されてるのかもしれませんが…自己保身というか、世間体が大事というか…
本来の教育現場は知りませんが、こんな感じなのでしょうか。
でも、きっと子供達から見て、そう見えてしまう部分は実際にも多くあるでしょう。
そんな先生方に、何かを本気で言うことってできるんでしょうか…

この映画はいじめをどう考えるか…
という目立った部分だけでなく、
教育者とは?
といった部分の方が根が深いのではないかと思います。

歳を取って、子供の気持ちを大事に考えられなくなった、偉い先生方の様子に一番の嫌悪感が残りました。

子供にも観てほしい映画ですが、できれば多くの教育者の方に観てほしいなと思うのです。
子供を持つ大人にも観てほしい。

映画として、エンターテイメント性にかけていたのは否めませんが、たまにはこういう映画を観るのもいいなと思いました。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

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