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マンスフィールド・パーク (2007)

MANSFIELD PARK

監督
イアン・B・マクドナルド
  • みたいムービー 9
  • みたログ 55

3.63 / 評価:19件

主人公ファニーの魅力

  • natalia♪ さん
  • 2012年12月14日 21時51分
  • 閲覧数 2181
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

ジェインオースティン作品は、高慢と偏見、エマ、いつか晴れた日に、ノーサンガー・アベイ、説きふせられて、そしてこの作品と観てきましたがこの作品の主人公が一番好きです。
主人公ファニーは、自然体で純粋、でも使用人のように扱われており控えめな存在ながら自分の意思を強く持ち、一途に相手を想う姿はとても健気で愛らしく、どんな人でもいつの間にか気がついたら皆がファニーを心から好きになっている、そんな魅力を持っています。容姿が美しいからでも賢いからでもなく純粋にファニーの朗らかな人柄が人を惹きつけるんですよね^^

また、人が本当の愛に気がつく時、それは何気ない日常のふとした一瞬の出来事だけど、積み重ねてきた二人の絆がゆるぎない愛への確信に変わり、その一瞬で二人の世界が幸せに満ちた世界に変わっていくのが観ているこちらにも伝わってきて、とても幸せな気持ちになりました。登場人物の心情の変化が上手く描かれており、私まで切なくなったりときめいたりしてしまいました。

この作品がとても気に入ったので1999年度版も観てみたのですが、話の描かれ方やファニーの雰囲気が全く違っていて別の作品として観た方が楽しめるかもしれません。2007年度版では、ファニーはチャーミングな女性として描かれていましたが、1999年度版では機知に富んだ女性として描かれています。個人的には、ファニーは2007年度版、エドマンドは1999年度版、作品としての描かれ方は断然2007年度版の方が良かったです。ネタばれなしなので詳しいことは書きませんが、1999年度版は、ファニーの人間性が純粋に好きにはなれず、虫や残酷な絵などのできれば観たくない場面もでてきます。また、中途半端に奴隷制に対する批判が含まれているため、観た後の後味があまり良くありません。海外での評判も2007年度版の方が良いみたいですね。

2007年度版は何度も観たいと思えるとても幸せな気分になる作品でした。今、1999年度版を観て後味が悪かったのでもう一度2007年度版の仔犬みたいに可愛いファニーを観て癒されたいと思います。笑 ただ、私は小説は未見だったのでファニーに対するイメージが何もなかったから良かったのですが、小説を読んだことがある方にとっては2007年度版のファニーは小説のイメージと大分違うそうです。ファニー役のビリー・パイパーさんは好みが分かれるようですね。私も始めはジェインオースティンの主人公っぽくないな~なんて思っていましたが、観ているうちにどんどん好きになっていきました。

友人とジェインオースティン作品の話をしているとかなり意見が分かれることが多いので解釈や好みは本当に人それぞれですね。本当に観たいと思った作品はレビューなど読まずに先入観なしで観るのが一番かもしれないですね!

詳細評価

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