オリンダのリストランテ
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5.0点
多くを語らない、でも、それぞれの人生がある映画です。 恋人をブエノスアイレスに探しに来たドイツの青年。 そんなブエノスアイレスでイタリアンレストランをひらく移民の女店主。 そんな2人の出会いから始まる、とてもシンプルなストーリー。 シンプルだけどけっして浅くはない。小さな街角の片隅で生きる、それぞれの人生がある。 出会いは人を変える。 青年が落とした一粒の水滴が、水紋となって静かに穏やかに広がっていく。 そんな映画です。 けっして湿っぽくなく、軽やかで、そして爽やかなそよ風が、心の中を吹き抜けていくような感じがしました。 かもめ食堂とかが好きな方には、おすすめの映画です。
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