大YAMATO零号
あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(3件)
- sa_********
4.0点
ネタバレ強大なる敵
このレビューにはネタバレが含まれています。 - tit********
5.0点
この作品は松本零士先生原作のヤマトですがヤマトではありません。当初は松本先生の書いたあのヤマトの続編をアニメ化する予定でしたがヤマト裁判でヤマトではないヤマトに変更されました。 ですから登場するキャラクターの多くはヤマト風の別人物で 沖田艦長はヤマト裁判で松本先生が主張したあのヤマトの原点『電光オズマ』から名を取った【オズマ艦長】になっています声を演じるのは【ささき いさお】さんです! 古代進は松本先生初期の名作『潜水艦スーパー99』の主人公【沖進】から【オキ シンマ】になり 島は【ダイチ】、真田さんは【イグァ】、佐渡先生は【タネガシマ】になっています。 ただヤマトと違い主要キャラこそ日本人的名前の人物で固められていますが数多く登場する乗組員は様々な人種、名前をしています。 デスラー総統も【軍神ガイラー】というキャラになっていますが残念ながら予定よりも大幅に少ない巻数で終了した為に武士道、騎士道を重んじる好敵手というイメージだけを残して戦わずに消えていきました・・・ このヤマトのデザインは船首の波動砲にあたる穴は大の字型に区切られていてヤマトにハーロックのアルカディア号風の羽と『スタートレック』のエンタープライズ号風の円盤を付けています(あれもこれも『スタートレック』の真似をしているのが面白いです) ヤマトでもあのヤマトでも色々言われる第三艦橋の前後には主砲が取り付けられています。 さて内容に触れますと最初の1、2巻は世界観とキャラクターの説明を軍上層部が長々とセリフで説明するシーンばかりが続き まるでスポンサーへのプレゼン用に作られたパイロットフィルムのように思えます。ハッキリ言ってウンザリします(汗) しかし第3巻で松本先生の『超時空戦艦まほろば』の主人公メカでこのヤマトの前身であるヤマトや漫画版『銀河鉄道999(エターナル編)』ゲーム版銀河鉄道『松本零士999』『銀のコーシカ』などにも登場した僚艦まほろばが設定を変えて登場したことにより内容はともかく松本ワールドがリンクしていく所が好きな私は俄然燃えてきましたが この第3巻にはヤマトのアナライザー風ロボット軍団【ティム】も目玉として登場しますがコイツらはパラパラ踊りながら戦ったり口調がムカツクのであまり好きではありませんのでまだ燃えと萎えが半々です しかし第4巻では『超時空戦艦まほろば』『銀のコーシカ』の主人公【羽黒妖】という謎の美女もヤマトの乗組員になり益々松本ワールド好きには堪らない展開を見せ 遂には誰しもが(?)かつて夢見たであろうヤマトと999の共演とも言うべき奇跡のシーンで代行品・・・?・・・打ち間違えました(ホント) 改めて・・・奇跡のシーンで大興奮しました!! それは新しいエネルギーを補給する為に999(蒸気機関車)風【走行艦コシ(?)】【装甲艦コシ(?)】(※正式漢字名は不明、ウィキでは走行艦)が大ヤマトの第1、2艦橋の後ろにある煙突部から艦内にあるステーションへ入り込むのです!! ヤマトではないヤマト、銀河鉄道ではない銀河鉄道ではありますがこれを観たら後から文句は出るかも知れませんが皆さんブっ飛び感動するのではないでしょうか!! このヤマトは作品としては★2頑張って★3くらいの出来ですが(★1は絶対にないと思うけど・・・)ヤマトに『電光オズマ』『潜水艦スーパー99』『超時空戦艦まほろば』『銀河鉄道999』など私の夢をいくつか叶えてくれたので★4を進呈します!! そして昨年のあの復活したヤマトや今年のあの実写版ヤマトが(評価はどうあれ)実現できたのは数年前にこのヤマトがパチンコで大ヒットしてくれたことが一番大きかったと強く思うので私はこのヤマトもヤマトと認定し大事にしたいと考えています!! あれもこれもヤマトではないかも知れません でもあれもこれも私にはヤマトでした あれもこれも酷いところの多いヤマトです でもあれもこれも私には良いところが沢山あったヤマトです だから私は全てのヤマトにありがとうと言いたいです!! 最期に・・・ このヤマトの森雪にあたるキャラの名前は【ホンゴウ ユキ】と言います そもそも森雪の名前は昔、松本先生に熱心にファンレターを送っていた女性の名前をもじって作られましたが この【ホンゴウ ユキ】はある事件の被害者の少女の名前からご両親の承諾を受けて付けられました そうその少女もまた松本先生のファンだったのです 人によっては先生の売名行為と言うかも知れません・・・ でも私はこの話を聞くたび、このユキを見るたび目頭が熱くなります・・・ だから私は彼女が永遠に生きているこのヤマトに★5を捧げます。
- oya********
4.0点
「宇宙戦艦ヤマト」の続編とかそういうのではない松本零士先生による、全く新しい「ヤマト」 羽根の生えたヤマト、「大YAMATO零号」は、ヤマトに出てきたキャラが出てこないし、設定も異なるので、あまり入り込めない作品と思っていました でも、見てみると、松本ワールド全開で、すっと入り込めました 敵の設定や乗組員の育った環境なんかもユニークで、これはこれでアリだなと思いました この松本零士という天才と、西崎義展という天才が熱い魂で作り上げた作品が「宇宙戦艦ヤマト」だったんだなと、改めて認識させられた作品です 残念ながら、不慮の事故で、西崎さんは亡くなられましたが、「大YAMATO零号」を見るにつけ、もう一度2人で一つの「宇宙戦艦ヤマト」を作り上げて欲しかった そう思います 先入観を抜きにして、見てみると、本当に楽しめるSFアニメ作品です
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