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そして、私たちは愛に帰る (2007)

AUF DER ANDEREN SEITE/THE EDGE OF HEAVEN

監督
ファティ・アキン
  • みたいムービー 202
  • みたログ 435

3.91 / 評価:117件

もっと評価されるべき隠れた秀作!

  • ポルティ さん
  • 2018年10月20日 17時41分
  • 閲覧数 344
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

トルコ系ドイツ人のファティ・アキン監督が、自らの出自であるドイツとトルコというふたつの祖国の間で交錯する3組の親子の物語を描いた人間ドラマの秀作。
デビュー作「太陽に恋して」で魅せた瑞々しいセンスとはがらりと作風を変え、本格派の社会派監督に成長したことをはっきり証明した重厚な演出ぶりに驚く。
時間軸をずらして微妙にクロスするドラマ、深い余韻を残すエンドロールのまとめ方など、まるで手慣れた巨匠を思わせるような完成度だが、これが当時まだ34歳の青年監督の演出だというから恐れ入る。
グイグイと物語を引っ張っていく監督自らの手による脚本の出来も素晴らしい。
一般的には全く知られていないだけに、是非多くの人に観て欲しいところだが、誰にでも手放しで薦めることは気が引ける。誰もが楽しめるような娯楽映画ではなく、社会派映画に対するそれなりの予習と免疫が必要だからだ。本作を十分に味わうためには、テーマの肝であるドイツとトルコの関係や移民問題を多少なりとも知っておいた方が良い。いっそうストーリーへの理解度が深まるはずだ。
個人的にはもっと評価されるべき隠れた秀作に断定したい。観て良かった。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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