あらすじ・解説
「只管打坐(しかんたざ)」の考えに目覚め、大宋国での修行より帰国した道元禅師(中村勘太郎)。勢力入り乱れる鎌倉時代、道元は禅の教えを広めようとしていた。困窮する人々にも権力者にもわけ隔てなく、出会った人々に真の教えを説いていく。
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作品レビュー(133件)
- みなもとの清盛
4.0点
歴史上の人物である道元禅師の半生のドラマ。宗教的な表現が多々あるが、時の権力者北条時頼との命をかけた説法シーンなどは迫力があります。巨大な宗教教団となった天台宗比叡山の武僧侶軍隊が酒池肉林のやりたい放題のシーンがありますが、これじゃ、後に秀吉に比叡山焼き討ちされても自業自得だなって思います。結局のところ新興勢力の仏教団は時の既存教団の弾圧や嫌がらせに合うため、やはり時の政治権力者と親しくならないと寺の建造も出来ない訳です。この場合は鎌倉幕府の側近であった波多野義重と云う武家の当主で、道元のスポンサー的存在の様です。道元のお弟子さん達は日々戒律を守り修行に順じる風景が続きますが、その僧侶達を守っているのが武家の軍隊であるというリアルな現実を描いています。主役の中村勘太郎がキャラ的にマッチしていて熱演しています。ヒロインの内田有紀も絶望的でシリアスな役ですが清純なキャラが光っていました。
- jun********
4.0点
中身は曹洞宗に気を使ったのかな。 なんか話がむりやりな感じもしたけど、中村勘太郎の演技や雰囲気よかったな。 正直宗教映画ではあるんだろうなって気がする。一般受けは難しそう。
- 宮崎是彰
3.0点
有名な道元禅師の半生を描いた映画です。 禅とは修行とはと考えながら曹洞宗をお開きになった経緯や有名なエピソードを交え紹介している映画です。 道元禅師のお人柄が忍ばれますが、なんかこう、映画としては面白くないというか説教くささがでるというかもっと短い方がよいというか、まあ、察して下さい。 主役の俳優さんの演技は結構良かったとは思います。人柄かな。
- WXYは知ってても、それだけじゃ
3.0点
仏は自分の中にある、目隠しをして見えなくしてるのは自分だ。 そんな能書きが並ぶ。 権勢欲に取りつかれた僧兵一派、色欲に惑わされる僧俊了、政敵の脅威から幻影を見る執権、煩悩の種は尽きない。
- delu
2.0点
評価2.5
スタッフ・キャスト
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