レビュー一覧に戻る
THE CODE/暗号
2009年5月9日公開無料配信

THE CODE/暗号

1242009年5月9日公開

cyborg_she_loves

1.0

無内容な大騒ぎ

暗号モノは大好物です。だからこの映画は許せない。  小学生の頃は「怪人二十面相」シリーズの暗号モノなんかはわくわくしながら読んだものです。  それは、まずその暗号が完全な形で提示されて、読者も一緒にそれを解く楽しみが与えられるから。  この映画に暗号はいくつも出てきますが、ひとつも完全な形で映ってないし、観客が一緒にそれを解く鍵も与えられてない。  ただ、「解けたぞ」「すごーい」といってる光景を横で見させられているだけです。そんなのを見ても観客は、「あっそう、よかったね」と言うだけ。  冒頭の爆弾解除のシーンもそうです。こんなに困難な暗号を、これほど見事に解いた、ということがちゃんと理解できるように映ってれば、こちらも「なるほどすごい」と実感し、興奮するでしょう。  しかし暗号の内容がまったく映ってなくて、ただ解いてる探偵の顔しか映ってないんだから、こっちは、「ああどうせこれ、見事に解いた、すごいね、っていう話で終わるわけでしょ?」と思って見るだけになる。  撃ちあいのシーンも山ほど出てきますが、味方の撃った弾はすべて一発で脳天に命中し、敵側の撃った弾は何発撃っても一発も当たらない。  危機一髪の時は必ず横から銃弾が飛んできて、これまた一発命中で確実に敵をやっつけてくれる。  んなアホな。  音ばかりうるさいだけで、見てるうちに眠くなってきます。  ただドンドンパチパチ、ウギャー、オエーと大騒ぎしてるシーンを見れれば楽しいと感じられる、そういう人向けの映画です。

閲覧数526