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ご縁玉 パリから大分へ (2008)

監督
江口方康
  • みたいムービー 4
  • みたログ 9

4.00 / 評価:4件

縁は異なもの味なもの

  • mai***** さん
  • 2009年5月8日 13時00分
  • 閲覧数 168
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

不思議な『縁』に包まれた作品でした。

山田泉さん…私はこの方を、この方の活動を全く知りませんでした。
ガンを患い、その体験を基にした<いのちの授業>
とても素晴らしい活動をされていたんですね。

エリック-マリア・クテェリエさん…パリ管弦楽団のチェリスト。
もの凄い才能の持ち主なんですね。
それも知らなかった…


泉さんがガンを患ったのも何かの縁…悪縁ですけど
でもそこから<いのちの授業>を始めた事で人の縁が繋がり…
フランスで二人が出会ったのも縁でよね。
泉さんの活動から出会った人がエリックと友人という縁…

そのエリックにして…
ベトナム戦争の孤児として、フランスの養父母に引き取られ育てられ…
その母親が、やはりガンで亡くなっている。
『何もしてあげられなかった』
その思いが、彼を日本へと向かわせた。
『今度は微力でも出来る事がある』
それがチェロを使った音楽セラピー。
彼の過去と積み重ねてきた経験とが融合した時に新たな知恵が生まれての挑戦。

ほんの少しでも役に立つ事があれば…

そして、そんな彼をいろんな人に会わせたいと思う泉さん。
子供達やホスピスの人々…
それは泉さん自身が、出会いを通していろいろな経験をすることができたから…
特に子供達。
孤児院にいる子供達に、生の音楽に触れ合う機会を与える事で
何か生み出す事があれば…

それも、ほんの少しでも役に立つ事があれば…

そんな思いが繋がりあう、温かいドキュメンタリーだと思いました。
<いのちの授業>そのものはこの作品ではほとんど語られることはありませんが
泉さんがエリックを連れ回した行動そのものが、きっと<いのちの授業>の一部
なんだと感じることができました。

泉さんはもうこの世を去ってしまいましたが…
彼女が残した出会いという『縁』が、きっといつかどこかで繋がる…
そんな日が来る事を願って…

山田泉さんのご冥福をお祈りいたします。

詳細評価

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音楽

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