あらすじ・解説
妻に先立たれ、息子たちとも疎遠な元軍人のウォルト(クリント・イーストウッド)は、自動車工の仕事を引退して以来単調な生活を送っていた。そんなある日、愛車グラン・トリノが盗まれそうになったことをきっかけに、アジア系移民の少年タオ(ビー・ヴァン)と知り合う。やがて二人の間に芽生えた友情は、それぞれの人生を大きく変えていく。
シネマトゥデイ(外部リンク)
本編配信
スマートフォンご利用の方はアプリから視聴できます。
作品レビュー(2,155件)
- fdn********
5.0点
作り手が、この映画で表現したいことは何か? 問われると、ちょっと迷います。 この映画の中では、アメリカの日常における様々な問題が描かれています。 人種差別、銃社会、核家族化、モラルの低下、宗教軽視。 通常は二時間でこれを行うと、論点がぼやけたり、説明が不十分だったりして、映画を見た後に、モヤっと感が残りそうなものですが、これだけのテーマを、この映画は日常に絡めて、見事に描き出しています。 嫌われ者の主人公ですが、彼を嫌っている周りの人間も、問題ありです。 映画を見ながら、自分もそうなのだと気付かされました。 題名が、映画に出てくる美しい車の名前であることがとてもユニークです。 この美しい車が古くても価値あるものと考えられるように・・・。 それが、作り手が表現したいことのように感じました。
- ech********
5.0点
ハリー・キャラハン以来のはまり役です。 やっぱりこの人はダーティな正義漢がピッタリ。 しかし、のっけからバリバリ頑固なクソジジイ全開で痛快。 予備知識ゼロだったのでベトミン話とはおそれいった。 トランプ支持者ってこんなカンジ何でしょうね。アメリカ・ファースト。
- a10********
4.0点
なんの情報もなく鑑賞しましたら 思いの外、良い映画でした。 毎日仕事終わって癒しの時間で 映画鑑賞しますが 久しぶり心にじんと熱いものを感じました。
- hik********
2.0点
イーストウッドは俳優としても本当に素晴らしかった。 皺の多いムスっとした表情、非常に渋みのきいたしわがれた声、猛犬のさながらに機嫌が悪くなると地響きが如く唸る癖など、 見事に、頑固で不器用で武骨でぶっきらぼうで、しかし誰よりも愛情があふれた雷じいさんの"男の生き様"を見させていただきました。 途中までは星5に相応しい傑作だと思っていました。 どうしても引っかかってしまったのは、後半の展開です。 姉のあの展開はキツすぎです。 クライマックスからラストは本当に胸を熱くさせる感動的な物でしたが、その姉の一件のせいで変なケチがついてしまい、彼女のその後の人生を考えると、どうにも素直に感動はできませんでした。 姉の一件こそ残念でしたが、作品としては素晴らしいです。意外にも爆笑できるシーンもありました。 アカデミー賞レースからは漏れたものの、興行的には大成功を収めました。
- sxa********
3.0点
ネタバレ後味悪い
このレビューにはネタバレが含まれています。
スタッフ・キャスト
人名を選択するとYahoo!検索に移動します。