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リリィ、はちみつ色の秘密 (2008)

THE SECRET LIFE OF BEES

監督
ジーナ・プリンス=バイスウッド
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3.86 / 評価:401件

解説

母の死を悲しみ続けている14歳の少女が、とある3姉妹との共同生活を通じて癒されていく姿を描く感動ドラマ。ウィル・スミスと妻ジェイダ・ピンケット・スミスがプロデュースを務め、アメリカで450万部のベストセラーとなったスー・モンク・キッドの小説を映像化した。心に孤独と深い傷を負った主人公の少女リリィには、『シャーロットのおくりもの』のダコタ・ファニング。母からの愛の証しを探す少女の悲しみと再生の物語に胸が熱くなる。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

1964年、サウスカロライナ州で、母の死の記憶にとらわれ、心に深い悲しみを背負った14歳の少女リリィ(ダコタ・ファニング)は、愛への飢餓感を抱える日々を過ごしていた。そんなある日、リリィはカリビアン・ピンクの家に住むボートライト3姉妹(クイーン・ラティファ、アリシア・キーズ、ソフィー・オコネドー)と出会い、長女が経営する養蜂場の仕事を手伝いながら、3姉妹と共同生活を始める。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2008 Twentieth Century Fox
(C)2008 Twentieth Century Fox

「リリィ、はちみつ色の秘密」少女の成長と人種差別問題を絡ませた美しい映画

 少女の成長と人種差別問題を絡ませた美しい映画だ。幼少期に過失で母親を死なせたトラウマを抱える14歳のリリィ(ダコタ・ファニング)が、自分に過酷な父親に反発して家出。黒人3姉妹のボートライト家に身を寄せて、自分を愛し受け入れてくれる居場所をみつけていく物語だ。

 ドラマの設定は1964年の南部。公民権法は設定されたが、まだまだ差別は厳しく、リリィが家出したきっかけも、選挙権を登録しようとした黒人メイドのロザリンが不当に迫害されたことだ。俳優のジャック・パランスが黒人の恋人と一緒に映画を見ようとして大騒ぎになるエピソードも出てくる。そんな時代だが、養蜂業を成功させているボートライト姉妹は、誇りを持ち、地域に根ざして生きている。これまで映画では見たことがないようなファミリーだ。声高に差別反対を叫ばず、リリィが黒人の家族と暮らすことを選んだところに、変化が始まった64年という年が表れている。

 アリシア・キーズ、ソフィー・オコネドー、ジェニファー・ハドソンなど黒人女優が豪華で個性的。特に、クイーン・ラティファ演じる長女オーガストが大地の豊かさを思わせる素晴らしいキャラクターだ。蜜蜂の生態になぞらえて、コミュニケーションを持つにはまず愛を送ることとリリィに教える、その深みのある言葉と声に感動した。(森山京子)

映画.com(外部リンク)

2009年3月19日 更新

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