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泣きたいときのクスリ
2009年1月10日公開

泣きたいときのクスリ

812009年1月10日公開

esp********

5.0

ネタバレ良薬は口に甘し

ずっと【泣きたいときの薬】だと思っていたら・・・。 【泣きたいときのクスリ】だったのですね^^ このクスリ効くなあ~。 人間は大人になると、いつしか人前で泣く行為をしなくなります。 人前で泣くのは恥ずかしい・・・・男なら特にそう思う方も多いでしょうし、私もそう。 子供の頃は人前でも泣いたはずなのに、そう言えば泣き方を忘れてしまったかな・・・。 と言う私と同じような思いをしてる方にはピッタリな作品です。 でも・・・一人で、誰にも見られないところでこっそり映画や感動のドラマ見て泣く事はありますけどねw 泣いたら、意外とスッとしますよね・・・。 この映画は、手作り感たっぷり・・・号泣する映画ではないけど、何か泣く事を後押ししてくれる・・・・無理やりではない・・・・自分の人生経験とリンクして出てくる涙です。 この映画を見て、10代の若い子たちは、もしかしたらまったく心に響かなくてつまらないと思われる方もいるかもしれない。 でも、10年後・・・20年後見たらきっと涙が出てくるのではないでしょうか! 映画の中身は、4つのオムニバスからなる話をリンクさせた映画でした。 最初はどこが泣きたいときの?若干すべり気味の笑い?何かものすごくローカルチックでその辺の一般人が撮った?とか穿った目線で見ちゃいましたが、途中から心の隙間に入ってきました! 何か忘れかけていたものが・・・・CGや大作映画を見すぎて忘れていたものが・・・・映画って、日本の映画はいいな~って。 この映画に登場する人物は、どの人物も極々普通の人、偉い人なんかどこにもいませんし、劇的な展開になるわけでもない。 でも何かいいんですよね~。 よく、ゆる笑と言われる映画がありますが、ゆる泣と言われる分野があってもいいのではないかなと^^ この映画のひとコマのように、おそらく電車で一人号泣しているおっさんがいたら、ドン引きすることでしょう。 友達や同僚と電車に乗っていたら笑い話のネタって感じでしょうねw でも・・・なぜおっさんは泣いていたのだろう・・・と、心に何か引っかかるはず。 あ、引っかからないで失笑しかできないタイプの方は、おそらくこの映画を見ても何も感じれないと思うので見ないほうがいいかも^^; この映画は、号泣にドン引きしつつも、どこか心に引っかかった人たちの話です。 泣きたい理由があるのに泣けない人の話。 こんな文章でも、ちょっと見たいかなと言う気持ちが芽生えたら見ることをおススメしますよ・・・・あなたも私もこの映画の中の人物も同じタイプの人間だと思うので。 4つのオムニバスの中でも私は遠藤憲一が演じていた男の話で涙があふれました>< 人前で泣くなんてみっともないと豪語する男ですが、母の葬儀でも泣かなかった男が、姉が母の真似して作ったナポリタンを食べて号泣・・・。 そう、母の作ったナポリタンは姉の作ったものよりも、もっとべちゃべちゃして甘くて不味いのだ・・・。 でも、それがお袋の味・・・それをもう食べれないと分かった時・・・。 私の母も正直料理が下手で、お袋の味と呼べるものはほとんど無いに等しいです。 でも、誰にも出せない味だった(いろんな意味で)・・・それをもう食べれないと分かったら私も号泣するでしょう。 幸い、まだ母は実家で健在ですが☆ よし、今度実家に帰ったら、不味いお袋の味を堪能しよう!! この映画を見て、深く思いました・・・。 子供の頃は、なんで我が家の料理はあんまりおいしくないのだろう・・・と思ったものですが、他の家庭にはない味だ(笑) 野菜炒めだって野菜煮に近かったし、揚げ物だって衣が厚い硬い・・・具も硬い、焼きそばもスパゲティもべちゃべちゃだったw でもこの映画見たら・・・そんな料理が食べたくなった^^ そして、この映画の舞台になるローカル線の小湊鉄道を見ていたら、鉄っちゃんの兄を思い出した。 今度時間があるときに、兄と一緒にローカル線の旅でもしようかな・・・。 いや、しないな(苦笑) 美人と言うわけではないけれど、この映画でも個性派の資質を十分見せてくれた、お気に入りの佐津川愛美ちゃんを見れてちょっとうれしかったです^^ そしてファミレスのねーちゃん・・・妙にツボでしたw ここまで極端じゃないけど、ファミレスのね~ちゃんってめんどくさいんですよね、注文繰り返して。。 似合わないパフェを頼んで、繰り返し注文言われたら恥ずかしいんですがw

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