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ジェネラル・ルージュの凱旋 (2009)

監督
中村義洋
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4.10 / 評価:1,380件

解説

現役医師・海堂尊の大ベストセラーを竹内結子と阿部寛の主演で映画化した、医療ミステリー『チーム・バチスタの栄光』の続編。ジェネラル・ルージュ(血まみれ将軍)の異名を持つ切れ者の救命救急センター長にかけられた疑惑をめぐり、再び田口と白鳥が事件解明に挑む。事件の鍵を握る速水役には、話題の映画やドラマへの出演が相次ぐ堺雅人。前作に続き中村義洋が監督を務め、複雑な人間関係が絡み合うドラマを前作以上のスケールで描き出している。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

チーム・バチスタ事件から1年後、院内の倫理委員会の委員長を務める田口(竹内結子)のもとに一通の告発文が届く。救命救急センター長の速水(堺雅人)と医療メーカーが癒着し、同センターの花房看護師長(羽田美智子)が共犯という内容。彼女が院内調査を開始した矢先、同様の告発文を受け取っていた厚生労働省の役人・白鳥(阿部寛)が再び現れる。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2009 映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」製作委員会
(C)2009 映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」製作委員会

「ジェネラル・ルージュの凱旋」社会問題化している救急医療問題を反映しつつ、肩のこらない作品に

 血を見るのが苦手な心療内科医・田口公子は、ほんわかしたマイペース派。口の悪い厚生労働省の役人・白鳥圭輔は、上から目線のシニカルな毒舌家。性格も考え方も行動も対極にいるようなふたりが、東城大学付属病院内のねじれた人間関係を読みとき、事件を解決していく医療サスペンスだ。「チーム・バチスタの栄光」に続き、今回の田口×白鳥チームは、“ジェネラル・ルージュ(血まみれ将軍)”と呼ばれる救命救急センター長・速水晃一の収賄疑惑と、院内でおきた医療メーカー支店長自殺の真相を追求していく。

 中村義洋監督は手堅い演出とバランス感覚で、日本でも社会問題化している救急医療問題を反映しつつ、肩のこらない作品に仕上げている。骨折して子供病棟に入院した白鳥が元気な子供たちに翻弄されるなど、演じる阿部寛のキャラクターを生かした笑いの要素が大きくなった。意表をつく展開でおもしろいキャラクターが速水で、指揮をとる救急シーンや手術シーンはなかなかリアル。ドクターヘリ導入など救急医療について持論を展開するシーンは、シリーズの原作者で現役医師でもある海堂尊らしいところ。演じる堺雅人は旬の俳優の勢いでこの話題作を自分のものにしてしまった。田口役の竹内結子と阿部寛の主演コンビもこなれてきた感じで、前作よりもずっと呼吸が合っている。(おかむら良)

映画.com(外部リンク)

2009年2月26日 更新

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