ここから本文です

鈍獣 (2009)

監督
細野ひで晃
  • みたいムービー 294
  • みたログ 750

2.64 / 評価:325件

でこやんか凸川(でこがわ)か?

  • Julienne さん
  • 2014年11月18日 15時30分
  • 閲覧数 2828
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

宮藤官九郎さんのギャグは10のうち7はスベる
っていうのが持ち味なのか、私にはなかなか
ハマりませんけど、本作はちょっとしたミステリー、

ロバート・ロドリゲス監督やタランティーノ監督を
パクったような遊び心満点の雰囲気も独特、
北村一輝さんとユースケさんが25年前に2人で
いじめてたでこやん(浅野忠信さん)の物語、

西の凸川隆二(でこがわりゅうじ)に顔が似てた
ってシンプルな理由で「でこやん」ってあだ名で
呼ばれてた男が25年ぶりに2人の前に現れる、

有多川賞にノミネートされながら行方不明になった
小説「鈍獣」の作者・凸川隆二を探して
編集者の真木よう子さんが2人を訪れるんですけど、
25年前にでこやんと凸川をけしかけて
鉄橋の事故で凸川を死なせてしまったことをはじめ、
小説にあることないこと書かれてると知った2人は、

江田(北村さん)のお店に現れた「でこやん」が
凸川隆二のペンネームで書き続けてるって危機感を感じて、
彼を殺鼠剤やトリカブトを使って殺そうとするものの、
何度やっても死なない。。。


でこやんは小説を書いてないって否定するし、
凸川は鉄橋の事故で死んだはず・・・
本名は覚えてないけどでこやんが凸川の名前で
小説を書いているに違いない・・・

あるいは彼はホントに凸川で実は死んでなかった・・・
でこやんなのか凸川なのかどっち?・・・っていう感じ。

何度殺そうとしても死なない、いじめられてたことも
殺されようとしてることも気づかないことから
でこやんを「鈍獣」ってとらえているいっぽうで、
一人の少年の命を奪ったことを振り返りもしなければ
後悔もしていない2人を指して「鈍獣」っていう
一節が小説に書かれてもいたり。


結局いじめてたでこやんに乳首が3つあったこと
が決め手となって、浅野さんがでこやんだったのか、
凸川なのか最終的にわかりますけど、

何度殺そうとしても死なないところを見ると、
実は(鉄橋で死んだのは凸川でも、でこやんのほうも
その後何かの理由で死んでいて?)
死んだでこやんの幽霊が
凸川を名乗って小説を書いて2人の前に現れた
っていう感じじゃないでしょうか、

でこやんは2人に高校生時代にさんざんいじめられて、
鈍いって思われていながら実は鈍いのは2人のほう
ですよっていう小説を出した・・・

ナンセンスなミステリーなので厳密に謎解きするほどの
物語じゃないんですけど、でこやんが不死身なワケは
観てるヒトの想像に任せるっていう、作者も多少のからくりは
ぼやけてて構わない的な大雑把な思いつきの
筋書だったんじゃないかって気がします。


浅野忠信さんの味わい深いボケっぷりが秀逸です。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • 楽しい
  • ファンタジー
  • 不思議
  • コミカル
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ