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マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと (2008)

MARLEY & ME

監督
デヴィッド・フランケル
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3.63 / 評価:719件

解説

子育ての予行演習のつもりで犬を飼い始めた新婚夫婦と、ラブラドール・レトリバーの愛ときずなを描く感動作。愛犬との生活を通し、結婚生活をめぐる普遍的な悩みや問題を描き出したベストセラー・エッセーを映画化。監督は『プラダを着た悪魔』のデヴィッド・フランケル。主人公夫婦を『ダージリン急行』のオーウェン・ウィルソンと「フレンズ」のジェニファー・アニストンが演じている。泣いて笑って、最後は温かい気持ちになれる一作。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

ジャーナリストとして働く新婚夫婦のジョン(オーウェン・ウィルソン)とジェニー(ジェニファー・アニストン)は、子どもを持つ自信をつけるため、犬を飼うことを決意。しかし、やって来たラブラドール・レトリバーのマーリーは、手に負えないほどやんちゃで、何でもかんでも食べたがるおバカな犬だった……!

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2008 TWENTIETH CENTURY FOX
(C)2008 TWENTIETH CENTURY FOX

「マーリー/世界一おバカな犬が教えてくれたこと」ほどよくウェットなさじ加減に、ほとほと感服

 バカ犬が引き起こすドタバタを描いた爆笑コメディか、泣かせる癒し系動物映画か? この作品は、そのどちらでもない。いや、どちらの要素もたっぷり含んではいるのだ。しかしそれ以上に、これは人生と家族、愛についての映画なのである。犬を愛し、犬に愛されて過ごした、平凡で素晴らしい人生についての。

 マーリーは、かわいい。が、いざ飼うとなれば、そりゃもう迷惑千万なバカ犬! 巨大に育ってエネルギー過多な上、学習能力ゼロで制御不能。シャレにならないことも山ほどだ。でも、バカな子ほどかわいいというのもまた真実。誰がマーリーを責められる? 彼は生きる喜びを、家族への愛を全身にみなぎらせている。新婚夫妻のジョンとジェニーは、ときにキレたりうんざりさせられながらも、そんなマーリーと家族として一歩一歩、歩んでいく。子供たちをもうけ、どんな家族にも起こりうる、浮き沈みと成長を重ねながら。

 そうした家族の悲喜こもごもに、きっといちいち共感させられずにはいられないだろう。特に犬好きでなかったとしても(犬好きならもちろん、たまらない!)。原作も傑作だが、映画としても極上の出来。何より素晴らしいのは、たとえ涙を誘う場面でもこれ見よがしなお涙頂戴に陥らず、静かな感動と幸せの余韻を与えてくれること。このほどよくウェットなさじ加減には、ほとほと感服なのだ。(若林ゆり)

映画.com(外部リンク)

2009年3月26日 更新

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