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ベッドタイム・ストーリー (2008)

BEDTIME STORIES

監督
アダム・シャンクマン
  • みたいムービー 266
  • みたログ 1,231

3.32 / 評価:344件

夢は笑うために見るものさ

  • 玉吉 さん
  • 2010年3月17日 0時04分
  • 閲覧数 217
  • 役立ち度 11
    • 総合評価
    • ★★★★★

ひさしぶりに、アダム・サンドラーが観たい。

そう思い、近くのTSUTAYAへ行ったのだけど。
たまにしか行かないコメディ棚から
アダム・サンドラーがまるっと消えていた。
『エージェント・ゾーハン』、『ビッグ・ダディ』、
『ウォーターボーイ』、『リトルニッキー』・・・
前は確かにあったのに、見事なくらいにナイ!

店長が大のサンドラー嫌いに変わったのかとか、
はたまたサンドラーがなんか不祥事をしでかして
回収騒ぎに発展してしまったんじゃないかとか、
根拠もなにも無いことをあれこれと考えた挙句に、
なぜか準新作の棚にあったコレをやむなくチョイス。


『ベッドタイム・ストーリー』
夜。寝室の明かりを消す前に、
枕元で子供に読み聞かせるお話―

アダム扮するスキーターは、なんとも恵まれない
環境にヤサグレて暮らすホテルマン。
今晩も、2人のカワイイ子供(と言っても、甥と姪)の
枕元で「夢」を話し聞かせるはずが、
口から出るのはオトナの「欲」ばかり。

 イイ車に乗って、イイ女を抱いて、
 エラくなって、金持ちになって・・・

「えええ~、そんなんじゃつまんないよ!」
スキーターの妄想抽出型テキトー作り話に
辟易としてしまった子供達が、
そこに本物の「夢」を盛り込んだ。

 その時、空一面からたくさんのガムボールが
 バラバラと降ってきましたとさ。 めでたし、めでたし・・!

んなアホな!と怒るスキーターに、子供達曰く
「おハナシなんだもん、なんだってアリさ!」

さて、翌日。
不思議なことに、前の晩に話したスキーターの
妄想が次々と現実に起こり始めた。
イイ車に、イイ女。仕事も上向き調子。
いったい、どうしたことだろう??
首を傾げるスキーターに、色とりどりのガムボールが
空一面から降り注ぐ・・・!!


ディズニー製作とは言うものの、
全くに子供目線の映画かといえばそうでもない。
前に観た『もしも昨日が選べたら』もそうだったけど。
一見無邪気なファンタジーの体裁を取りながらも、
セチ辛い日々の中で真直ぐに夢見ることを
忘れてしまった、悲しいオトナ事情が見え隠れしてる。

ただ、この上なく口に苦しなオトナの寓話だった
『もしも昨日が~』に比べてしまえば、
テーマの掘り下げ方もストーリーの組み方も半端。
アダムの個人芸とキャラクターの可愛らしさで
100分間、とても楽しく観られはするものの
至ってマイルドな仕上がり。

それでいて、なんとなく懐かしい肌触り。
なんというかイイ加減。適当。御都合主義。
アダムと同い年の自分には、
このユルユルなハッピー具合が
どうにも心地がよく、キライになれないのだ。
80年代。タッチストーンのスカスカコメディ、
アンブリン製作のお気楽ファンタジーに
ジョン・ヒューズの軽薄青春映画。
同じような物を観て育ってきたのかな、と
妙な連帯感すら感じてしまう。

だからなのか。このヒトの映画を観ると、
「おっしゃ、オラもがんばるよ!」
そんな気持ちになってしまう。

ファルコ、バングルス、ジャーニー、
車の中でかかる80’sの名曲がツボでした。
にしてもジャーニーの"DON'T STOP BELIEVIN"、
シャーリーズ・セロンの『モンスター』でも
使われてたけど、これが本来の使い方だよなあ

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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