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ディファイアンス (2008)

DEFIANCE

監督
エドワード・ズウィック
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  • みたログ 1,446

3.86 / 評価:505件

ただただやるせない

  • ******** さん
  • 2020年6月19日 16時20分
  • 閲覧数 727
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

戦争モノでなくユダヤものでもなく、その名を借りた人間ドラマという印象
始まりから、訓練されておらず戦い慣れしていない人間が銃をぶっ放すサマを見せられるのはとても辛い
戦闘に関する成長を見せる意図はないため、最後までぎこちないのがさらに辛い
中盤は戦闘シーンも危機感もなく、人間同士の醜い争いが描かれる
人の精神の未熟さは現在も変わらず見ていて虚しくなった
結局自己中心的で愚痴ばかり
そんな中、リーダー交代と言い出したように、弱肉強食の世界が構築されていれば、野蛮な人のみが生き残れる世界になっていた
リアルではそれが必然だが、映画ではトゥヴィアと銃のおかげで綺麗な世界が出来上がる
戦争に比べれば平和な日常を飽きるほどたっぷり見せた後での空爆はインパクト抜群で、悲惨さも倍増しに感じられた
ラストのズシュはかなりの出来過ぎ展開で、感動モノとして良い出来だった

劇中でも何度か言われているお高くとまっている民衆が、鼻についてあまり良い気分で観られなかった
頭が良いという設定のはずなのに、状況を分かっていないかのようにその頭脳を有効に使おうとしていない
平和的な方向にさえ知恵を絞らずに、何を呑気にやっているのか
描かれていないだけだとしても、平和ボケの自己中民族にしか見えないのはいかがなものか
生き残ることが抵抗と言いながら、結局武力での抵抗しかできていない
人であることを強調するなら、せめて知性を見せて欲しかった
まあアメリカ映画らしいといえばらしいのだが

戦争を経ても戦争を知らなくても、残念ながら人の本質はこんなもの
究極の結論として、人に知性を持たせたのは間違いだったのでは、と思わされるどうにもやるせない映画

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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