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クローズZERO II (2009)

監督
三池崇史
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4.05 / 評価:1685件

解説

高橋ヒロシ原作の大人気コミック「クローズ」を鬼才・三池崇史監督が実写映画化した、『クローズZERO』の続編。学園の頂点を目指して覇権争いに明け暮れる鈴蘭男子高校のクローズたちと、原作にも登場する因縁のライバル校・鳳仙学園の猛者たちとの抗争が展開する。小栗旬、山田孝之ら主要キャストが続投するほか、ロックバンドRIZEの金子ノブアキ、『恋空』の三浦春馬ら新たなクローズたちが参戦。両校生徒総勢500名が激突する壮絶な乱闘シーンが見もの。

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あらすじ

不良学生たちの巣窟・鈴蘭男子高校制覇を狙いリンダマン(深水元基)との頂上決戦に敗れた源治(小栗旬)は、まだ全校を統一できずにいた。そんなとき、かつてし烈な抗争を繰り返していた鳳仙学園との停戦協定が破られてしまう。鳴海大我(金子ノブアキ)率いる鳳仙学園の猛者たちが攻勢をかけてくる中、鈴蘭高校はかつてない危機を迎える……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2009 高橋ヒロシ/「クローズZERO II」製作委員会
(C)2009 高橋ヒロシ/「クローズZERO II」製作委員会

「クローズZERO II」ストーリーは失速気味だが、シリーズものとしての醍醐味がある

 前作と同じく、THE STREET BEATSのテーマ曲が流れ、一気に気持ちが高まるものの、次第に醒めてしまう、その理由。前作のクライマックスで、主人公の源治は宿敵・芹沢軍団を制したにも関わらず、彼らも海老塚中トリオも統合しておらず、苛立ちを隠し切れないという、まさにZERO展開に逆走しているからだ。今回は因縁のライバル校・鳳仙学園との抗争を通し、芹沢との距離が縮まり、源治の苦悩も解かれていくが、ヤクザの拳とともに鈴蘭高校のトップを目指す野望だけで突っ走った前作に比べて、どうも失速気味。劇中、リンダマンとの戦いを繰り返すように、なかなか前に進まないのだ。

 そんななかで描かれるのは、前作で確立されたキャラクターに頼りすぎた、サブエピソード。恒例となった、コワモテ牧瀬の童貞物語はまだしも、三池監督お気に入りと思われる、三上兄弟による横暴コントの空気は寒く、前作で源治のもとを去った拳のエピソードに関してはムリを感じてしまう。新キャラに関しては、今回の宿敵となる鳴海大我のキャラはどこか芹沢とカブっているため、カリスマ性に欠けるが、原作の人気キャラ・美藤竜也の出し方は巧い。その後、鳴海の待つ屋上まで全力疾走の“校内『死亡遊戯』団体戦”で、前作以上の壮絶バトルを見せてくれ、ようやく元祖“チーム男子”映画としての本領発揮! 前作と違い、シリーズものとしての醍醐味という、別の視点で楽しみたいところである。(くれい響)

映画.com(外部リンク)

2009年4月9日 更新

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