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PVC-1 余命85分
2009年3月14日公開

PVC-1 余命85分

P.V.C.-1

852009年3月14日公開

pap********

1.0

ネタバレこんな話、映画化の必要があるのだろうか?

※本レビューには、『ファニーゲーム』と 『オープン・ウォーター』のネタバレも含まれています。 これはこれは・・・久々の『衝撃作』が登場です-。 私の中では『屋敷女』以来と言えるかもしれません。 これも、☆1つか、5つしかありえない作品ですね・・・。 『屋敷女』に倣うと、本作も☆1つになってしまう-。 う~ん、悩みに悩んで・・・・・・・やはり☆1つ。 ちなみにこれは、本作が面白くなかったという 意味ではなく、またしても映画の域を超えて 『タブーを犯してしまっただけのもの』という 意味での☆1つ。 実話が基とのことですが、こういった実話ならば 『映画にする必要なんてないんじゃないの-??』 と、思いました-。 『・・・なんなの、コレ・・・・!?!?』 ラストは、驚愕と、例えようもない不条理と絶望が 見る者をどん底へと突き落とします。 と書くと、もうお分かりかとは思いますが・・・。 首に爆弾を巻かれた母親は結局助からず、 爆死してラストを迎えます-。 それを遠くで見つめる娘の号泣のアップで、ジ・エンド-。 『・・・ナ、ナニコレ・・・・(ボー然)・・・』 不幸な実話は、ラストで希望が見えるからこそ 実話にするべきであって、不幸が不幸のまま終わる 実話など、果たして意味があるのでしょうか-?? 同じようなラストとして、問題作『ファニーゲーム』 があります。 しかしこれは、フィクションだからこそ許されるのです。 さらにもう1つ、やはりラストが物議を醸した実話に 『オープン・ウォーター』がありました。 しかし私は、こちらのラストはまだ『アリ』だと 思えました-。 この差はなんなのか-? 本作のほうが『オープン・ウォーター』よりも、 はるかにリアルだったということです・・・(苦笑)。 逆に言えば、本作の母親には 『本当に助かって欲しかった(!!)』と、 かなり感情移入させられていたとも言えます。 ラスト直前までは、間違いなく、☆4~5でしたから-。 ・・・そして、ここまで心臓に悪い状態が続いた作品は もしかしたら初めてだったかもしれません-。 なんと言ってもこの作品の見どころというのが、 85分全てを『1カット』で撮ったということ。 つまり、誰か1人がNGを出した時点でアウト(!) カメラはもちろんのこと、機材や小道具が1度でも 間に合わなかったそれもアウトという-(!!) 『こ、こんな作品あるんだ・・・(驚愕)』 なので劇中の音楽というものもなく、とんでもない臨場感-。 前半は、覆面グループに爆弾を巻きつけられた母親が 爆弾処理班と落ち合う待ち合わせ場所まで 父、長女と一緒に向かうまでを描きます。 またこれが、山を越えるほどのかなりの距離。 いつ爆発するかもわからない爆弾を首に抱え 必死に歩く姿は、こちらももう気が気ではなく、 今までにあまり感じたことのない類の激しい疲労(!!) しかも、時たまその爆弾が 『キーーーン!!』といきなり金属音を発したりします! これには、何回鳴っても毎回ビビる(爆)!!! 気がつけばなぜか息を止めて見ていて、その度に 大きく息を吐き出す-。 しかし1分くらい見ているとまた息を止めていて・・・ という、この繰り返しばかりで、本当に気が滅入って しまいました・・・。 実際に『繋がっている』85分というものは、本当に リアルドキュメンタリーで、もはや『映画』では ありません-。 そして物語の後半は、爆弾の解除へ-。 このシーンがおよそ30~40分続くのですが・・・。 『心臓に・・・・悪すぎる・・il||li _| ̄|○ il||li』 眉間にシワを寄せすぎて痛い痛い・・・。 何度も眉間をもみほぐしました。 そしてそれを、遠くから見つめることしかできない父と娘。 このあたりはミョ~な胃痛までしてくる始末(-ω-;) しかし、ストーリー展開などほとんどない作品なのに 85分全くダレない演出は本当~に見事でした!! もしかして台本という台本などもあまりなかったかも しれません(!) ・・・そしてここまできて!!例のラストですよ(撃沈)。 『な、なんちゅーコトするんだ(驚)!?ひどるぎる(怒)!!』 今までの『苦労』はなんだったの・・・!? 『私の気苦労や胃痛も返してよ(!?)』と、 言いたくなりました・・・・・。 『疲れ損』かよ(爆)!と・・・・・。 ちなみに本作、自国のコロンビアではどういった評価が されているのかかなり気になります-。

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