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PVC-1 余命85分
2009年3月14日公開

PVC-1 余命85分

P.V.C.-1

852009年3月14日公開

joe********

1.0

ネタバレまいった!こういう事だったんだ

冒頭non musicにて、悪党一味の車中での仲間割れ....おっ、何かいい雰囲気、おもしろそうだな!って期待感満載。最近ハリウッドばかり観てたからこう云うイントロは新鮮新鮮。一味が現場に着くまでちょい長く気を持たせるけど、いやいやこれはユーロ映画特有のちょいもったいぶらせ臨場演出かなと。更に期待に胸膨らませての途中の強盗シーンはハラハラドキドキ。(後からよく考えたら怒鳴り声と泣き叫ぶ声で自分が驚いただけだったような)で目的地まで走るシーン....おっ途中でどんな展開になるんだろうとちょい期待してると、うーんそれにしてもちょっと長い。目的地に着き爆弾処理班がやってきてその後のやり取りとデティールでようやく全体像が読めました。実は監督さん、予算が無いだけなんじゃないかと。ワンカットで撮りスゴいという評価もあり私も冒頭30分位はそう思ってたんですが何だか段々あれって思えてきて....今まであんまりこう云う手法を見た事無いからどうしても斬新に見えちゃう。どう見ても臨場感を出す為の手法には思えない。編集器材を買う金無かったんだと違いますかね。急いで走るシーンもお姉ちゃんのお尻ばかり撮ってるアングルあったりでなんかイマイチピント外れだし。比べちゃいけないんでしょうけど、クライヴ・オーウェン主演の「トゥモロー・ワールド」の戦闘シーンも確かワンカットでしたけどやはりそれなりに工夫はしてます。ずっと泣きくれてたおじさん、緊張感の中でいきなり一服しだした時はこれはコメディだったんだと本気で疑いました。先に言いましたようにハリウッドにかかわらず、最近の作品はCGやらBGMやらは当たり前で有名俳優がこぞって出たりなので、本作みたいなものに当たると一瞬「おっ!」なんて錯覚しちゃうんだけどいやこれは絶対違いますよ。スタッフ2、3人とエキストラ10数人。俳優が多ければいいってもんじゃないけどこれは脚本上意識してそうしたんじゃなく予算的にそうせざるを得なかった感じがします。おそらく制作費は微々たるもんでそれも人件費で消えたっぽいです(パラノーマル・アクティビティもびっくり)。きっと配給元のトランスフォーマーさん、本作買い付ける時に「まあ理由はおいといて斬新な手法だし何とか上手く騙せるんちゃうか」みたいなお顔が浮かびます。題材はとてもおいしいです。ちょい前の「ノー・マンズ・ランド」(お薦め)の匂いがしますね。本作は一見斬新に見えちゃうけど、個人的にはそんなところで勝負しないでくれ~と言いたい一本でした。

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