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ダイアナの選択 (2008)

THE LIFE BEFORE HER EYES

監督
ヴァディム・パールマン
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3.77 / 評価:154件

分かりづらい「作り」。分かるとグッとくる

  • redredspangle さん
  • 2020年2月14日 12時28分
  • 閲覧数 231
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

手塚治虫の火の鳥シリーズ
時をかける少女
君の名は。
の様に「時系列の流れ」、「もしもこちらを選択したら」と「その結果」が重要なキーワード。

冒頭シーンの後は全て「もしも」の未来が描かれていた・・・
その「作り」にラストシーンで気がつかないと「なんじゃこりゃ」状態。
私も最初分かった様な分からない様な状態。
時空パラドックスみたいなのが起こっていたのは分かったけど、どういうこと?と思い、調べてやっと納得。

分かれば「作り」は簡単。
学校で事件が起こり、自分が撃たれるか親友が撃たれるかの究極の選択を迫られたダイアナが、一瞬の間にもしも自分が生き残った場合の未来を想像した(大人になったダイアナの部分はこれ)・・・けれどそれでは結局幸せになれないと悟り、今・現実のその時に、母親が自分の名を呼ぶ声に我に返り、最後は自ら撃たれる決断をする・・・

その作りが分かったとき、ダイアナが一瞬のうちに何十年も先の人生までをも垣間見たことにクラクラし、その決断に胸を打たれて、人生には不可逆ないくつもの分岐点が存在することを改めて突きつけられました。
私はこの映画好きですね。

最後彼女は撃たれたことにより死んでしまったのか、それともなんとか助かったのかが明確に描かれていないこともいい。
倫理的な面も、物語としても、より考えさせられます。

個人的には、未来の母校でのイベントで「生存者の方ですか?」に「いいえ」と答えた部分、(これも観る方にとってすごく考えさせられるシーンですよね)あそこは本当の未来で、「助かったけれども一度死んだも同然」という気持ちで「いいえ」と答えたんだと思いたい。
そして、そこから本当の新しい未来が拓けて、子供と夫と幸せに暮らして欲しいなぁと想像しました。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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