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女の子ものがたり
2009年8月29日公開

女の子ものがたり

1102009年8月29日公開

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3.0

なっちゃんと私。

映画を見て、懐かしい情景を思い出した。 私もなっちゃんと同じくらいの年に親の都合で田舎の山奥に転校し 不安な中で仲良くなった2人の女の子がいたことを。 私もなっちゃんと同じ様に親から 「あなたは変わった子。どこか普通と違う」 「友達は選びなさい。あんな子達と遊んじゃダメ。」 と言われ続けてきたこと。 本当は親にもっと愛されたかったこと。 なっちゃんのように、ほぼ毎日友達と野山を駆け回った日々。 犬の糞を踏んだり、野草を食べてお腹を壊したり、いじめられたり バカな少女時代だった分、痛い目にもたくさんあったけれど 3人でいればみんな最後にはいつも笑顔だった。 映画の様に、継父じゃなかったけれど、片親じゃなかったけれど、 両親が犯罪を犯したわけではなかったけれど、 世間一般から見れば普通の家庭だったかもしれなかったけれど、 心悩める思春期だったこと。 何が幸せで何が不幸せなのか。それは環境や境遇よりも、自分の心が決める。 この映画は、自分と重ね合わせて入り込める人とそうでない人、 評価が分かれるのではないかと思う。 私も高校を卒業してから、友人の中で1人だけ東京の大学に進学した。 幼い頃毎日の様に遊んだ友人達は地元を出ることなく早々に結婚し、 自然と音信普通になった。 この映画を見て、かつて親友だった2人の少女の顔を思い出した。 大人になってからの顔も知っているのに、思い出すのは何故か親友だった少女の頃の顔。 元気にしているだろうか。今更、連絡なんて取れないけれど。 友達はたくさんいるけれど、 あの頃のように本気でぶつかり合って喧嘩して、それでも仲直りして バカみたいなことばっかりやって遊んでいた親友は、もうできない。

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