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女の子ものがたり
2009年8月29日公開

女の子ものがたり

1102009年8月29日公開

sou********

4.0

女の子は故郷を出て、人生の旅路を行く。

西原理恵子は好きな漫画家さんなのでずっと観たいと思っていた。ただ、タイトル的にね、おっさんは手が出し難く(笑)。 まぁ…しかし、DVDの予告よ。 この時代の予告は酷いね。本編前に、スキップできない予告が延々と続くの。萎えるわぁ…。 と、怒りの蛇足はちょっとだけ挟ませてもらうよ。 勿体ないじゃん、負の感情で本編に入るのは。 動画をダウンロードが良いよね、これじゃあ。 さて… 令和になっちゃったら、この手の物語にどんな反応があるのやら…。 僕自身は、西原理恵子と似たような時代を過ごしてきて、田舎の少年だったからなぁ…何処となくノスタルジーで、幼馴染の女の子達はこんな感情を持っていたのかなぁ…なんて想いで観た。 小さな貧乏町の貧乏な家の子供たちが、友情を育みながら、大人になる事と人生とは何か?と言う問いに、肌感覚で成長していく姿を描く。 同時に、自分を曝け出しながらクリエイターとして生きる西原理恵子らしさがよく現れているように思う。自分が描ける世界観を知ってる人なんだよなぁ…彼女。だからこそ、血が通っていて、綺麗事じゃない物語を描く。 映画として、彼女の世界観が上手く表現出来ているんじゃないかなぁ。 綺麗事じゃないから痛いんだよね。DVの問題だったり、生きていく上での幸せの考え方だったりが。だからこそ、同時に、強かで優しいの。 僕は男なんでね、彼女からの女の子たちへのメッセージなんじゃないかなぁ…くらいの想像しか出来ないわけ。そこには厳しさと愛情があるように思えるんだよねぇ。コレ、あくまでも、おっさんが思う想像よ! うん、女の子に観て欲しい映画かなぁ。 黄色好きな田舎の女の子。 友達の間でもちょっとだけ風変わりな彼女が、上京する上での誰にも描けない優しい物語だったなぁ…。 音楽も良かったね。BGMは好きです。 エンドロールで持田香織のボーカルで歌う曲…タオってタイトルなのね。いわゆる、老荘思想の道を現す言葉だよね。生き方を問う老荘思想は、幸福のあり方を考える映画の内容にはあってるように思う。 それから、何より…深津絵里って抱きしめたくなるタイプなんだよなぁ…。ナイスキャスティング。 そんな事言っちゃう僕は、ダメ男側の人間だけどさ(笑)。

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