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ボルト (2008)

BOLT

監督
バイロン・ハワード
クリス・ウィリアムズ
  • みたいムービー 285
  • みたログ 1,627

4.04 / 評価:667件

変わっていくもの。変わらない想い。

  • ゆみち さん
  • 2009年8月3日 9時02分
  • 閲覧数 617
  • 役立ち度 208
    • 総合評価
    • ★★★★★

冒頭から気合いが入っていました!
スピード感たっぷりのアクションシーン。

ぅおお~っ!こ、これは!インクレディブルの様な戦う系!?
可愛い動物ものじゃなかったの?
予想外の展開に、思わず笑いが止まりません。

と、思っていたらあら・・あらら、そーゆーことね。
で、いつもの可愛いキャラ達が徐々に集合して、
いつもどおり『安心して』この世界感に入っていたのです。


初めて【トイストーリー】を観た時から10年余。
アニメ映画にとことん興味の湧かない自分には、この作品との出会いは革命的でした。
ただ綺麗なだけのCG、どこかで見たことのあるストーリーなら、
人はすぐに飽きてしまうもの。
それだけじゃない何かがてんこ盛りなのが、ピクサーアニメの魅力なのです。

時の流れとともに、人は変わっていく。
アニメも進化していく。

それでいて色褪せることのないキャラの魅力。
根底にある感情を突き動かされるこの感じ。
やはり作る側の人の想いを感じるからでしょうねぇ。


それぞれ一般的に抱かれているそれぞれの動物の“イメージ”を、
とことんディフォルメされています。

人間が大好きで、飼い主に無償の愛を注ぐ犬・ボルト。
一方で、身勝手な人間の姿。

一方的に服を着せられ、“家族です”なんて言われる。
犬の気持ちもお構いなしに。そんな押し付けの愛とはまるで違う。

“ペニーは自分を心から愛してくれた”
そう信じられる、ボルト自身が感じた思い。

結果は後からついてくるだけのこと。
そう、今は自分の出来ることをすればいいだけ。

それぞれがみんな、それなりの道を経てココまで来ているのだから。
そう、みんな違っていいのです。

“必要とされていないキャラなんてどこにもないんだ”。
そんな、ささやかな希望の余韻を残してくれます。



自分は誰かにとって、絶対不可欠な存在なんだ、
そう信じていました。
自分の代わりなんてないのだから。
一緒にいた時間は、かけがえのないものだったはずだから。


信じていた世界が全部ウソで、
ある日突然、自分の中にあった絶対的なものが
実は全て虚像だったと分かったら・・?

残された希望が打ち砕かれ、現実の中に一人取り残された時、
無意味なこの先の道を、どうやって進めば良いのでしょう・。


そんな時、ふと周りを見ると見えてくるもの。

全ての余計なものを振り払い、
掌に残ったものは、なに?

肩の力を抜き、自分自身の今と素直に向き合う。
そうすると、今まで見えていなかったものが自然と見えてくるハズだから。

猫のミトンズやハムスターのライノの様な、
“ワタシはあんたとは違う”で片づけちゃうであろう存在。

自分に満足している時ならば、
きっとこの有り難さには気付けなかっただろうな。


どうってことのない自分の存在も、いつかは届くのかな。
もう、自分ができる事は限られているのだけれど。

多くは望まないから。

たった一人でもいい。
誰かのスーパーボイスとなって・・(号泣)。


彼らの心になり響け。

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