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パラレル 愛はすべてを乗り越える―。
2009年3月14日公開

パラレル 愛はすべてを乗り越える―。

882009年3月14日公開

sav********

3.0

もったいない!あ~、もったいない!!

ときは、 3月14日土曜日(ホワイトデーなんて、関係ないのさ(泣))。 まさかの暴風警報発令。交通機関全面ストップ。 「(○○町までタクシーで行って映画観にいくの??)」なんて、 ドキドキしておりましたが、なんとか風も収まり、交通機関運転再開。 予定通りの時間に、映画館へつきました(笑顔)。 それにしても、3月に暴風なんて、 暖気が強いからという理由は明白。 これも、地球温暖化の影響なんでしょうね。 ★彡     ★彡 う~~ん、お金のかけどころ、違うよなぁ・・・・・。 公開初日、上映前舞台挨拶つき。 エンドロール終了、客電点灯。 拍手したのは1人だけ。追随するかた0人。私も拍手はしませんでした。 事前の打ち合わせにない質問を司会者がしてしまい、 要さんが大慌てする場面なんかもあり、上映前の舞台挨拶は盛り上がりました。 「とても、すがすがしい気持ちになれる」 「明日も、頑張ろうって気持ちになれる」 「映画が終わったら、雨が降っていますが、 傘を差さずに、パラレル・パラレルと口にしながら新宿駅まで歩いてください」などなど。 ただ、映画鑑賞後、後味はイイのですが、もったいなさが強く残り、 もったいねぇなぁ、と腕を組んで、考え込みながら歩いていました。 お金のかけどころ。 単館なのに、役者陣がメチャメチャ豪華なんです。 島谷さんの両親役:市毛良枝さん、泉谷しげるさん 要さんの母親役 :秋吉久美子さん 他の脇役さんも、細川茂樹さんをはじめとして、有名どころズラリ。 だから、演技は素晴らしい!ブラボー!!(拍手) 車椅子バスケットを実際に練習し演じた要さん。 観ているだけで、その大変さは伝わってきます。迫力ありました。 映画初主演、チアリーディングにも挑戦した島谷さん。 若林志穂さんに、発声もメイクも似ているなぁ、と思ったのは昼ドラ好きな私だけ? 一番、ツボで、本来なら笑うシーンではないのでしょうが、必死に笑いを堪えたのは秋吉さん。 「あんたなら若いし、次の男なんて、すぐに見つかるわよ」 オイオイあて書きかよ、はまりすぎだよ、誰が主役だよ! え~~、そのシーン完全に、主役のお2人を食ってしまい、完全に秋吉さんが主役でした(苦笑) と、役者陣だけで、これだけ文字数を使ってしまうということは、、、 [ 有名どころ=演技うまい=ギャラは高い=製作費はかぎられている ] 結果、お金を削られたのは、おそらく音楽。 役者さん超A級なのに、音楽超B級(泣) チープな軽い音。それだけでなく、このシーンにこの音楽は違うでしょなんて、 場面は数知れず。せっかくの良い題材、素晴らしい演技が台無しになってしまいました。 編集も時間がなかったのか荒く、 これ切って繋げたよねって、丸わかりのシーンもあり (要さん、同じ場所のはずなのに顔の位置が急に下に下がるなど)こちらもいかがかと。 真昼間 ⇒ 大雨のはずなのに、雨が上がったら夕陽なんていうのも、 映像は綺麗でしたが、ちょっとやりすぎじゃないの、と思わず首を傾げてしまいました。 サッカーでW杯を目指していた選手が、 事故が原因で下半身不随になるも、車椅子バスケットでパラリンピック日本代表へ。 これ、実話が題材です。 要さんのセリフも、ほぼご本人が話された内容に沿っているそうです。 〈 歩ける幸せ 〉 〈 どんなに頑張っても健常者には同情の眼で見られる 〉 〈 パラリンピックに出て、障害者でもやれるんだって夢と希望を与えたい 〉 歩きながら考えさせられたこと。 これ、単館で取り上げる題材じゃないなぁ。 こういう題材こそ、テレビ+大手映画会社の製作委員会方式でメジャー化すべきだよね、と。 車椅子の姿、日常生活の中で、よく見かけます。 電車の駅、映画館、そしてコンサート会場でも。 すごく身近な存在なんですが、車椅子生活者に正面から向き合った作品、 小生の記憶がたしかであれば、ないはずです。 どんな気持ちで毎日の生活を送っているのか、 どんな目線で、毎日の風景は見えているのか、 同情ではなく、対等な立場に立った作品ができたとしたら、 それは、障害者だけでなく、健常者にとっても、有意義な作品になると思うのです。 “問題提起”とまでは言いませんが、 医療モノ全盛の日本ドラマ、映画界に残された分野のひとつかな、 なんて、柄ではありませんが、真面目に考えさせられてしまったのです。 これも、なんだか、もったいないなぁ、って。 ★彡     ★彡 新鮮な無農薬野菜を材料に揃えてもらったのに、 料理人が化学調味料を使いすぎて良さを殺しちゃった。 そんな感じでしょうか。 う~ん、ラストの締めの言葉も“もったいない”ですね(苦笑)

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