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食客
2009年4月25日公開

食客

BEST CHEF

1152009年4月25日公開

man********

1.0

ネタバレ料理がまずそう!+残酷な牛解体

 試写に参加してきました。  韓国では100万部以上売り上げている漫画が原作と言うことですが、「美味しんぼ 」+「ミスター味っ子」+「包丁人味平」+ETCETCという感じで、エピソードやキャラクターの設定など、日本のグルメ漫画のエピソードと似ているものが非常に多いように思いました。    物語の中心は、祖父同士がライバルだった料理人(つまり孫世代)が、「お宝の包丁」が商品の料理大会で戦う、というもの。  そのお宝の包丁ですが、日本が朝鮮半島を植民地支配した時に、ある名料理人が、日本軍のために料理をしろと要求され、「日本軍のために料理するなら」と、自分の手を切り落とした包丁!  もし日本で、「アメリカ軍のために料理をするのを拒んで、とある料理人が手を切り落とした包丁」があったとして、それを「お宝だ~!!」と、優勝賞品にします?韓国では日本への抗議デモで指を切り落としたり、鶏の首を切り落としたりということが日常茶飯事らしいので、感覚が違うのでしょうね。    で、お宝の包丁は、日本人将校の子孫が持っていて、その人が「日本は悪いことをした」「日本人は悪い」と謝罪を繰り返します。この映画、日本の会社が買い付けたの??    主人公は、かつて、ライバルと「フグ刺」勝負をした際、自分のフグ刺しの除毒が不十分で事故を起したという経験がありました(もちろん、ライバルの策略)。そのフグ刺しというのが、日本のフグ刺し(薄造り、鉄引き)の劣化した真似でしかなくて、思わず噴出してしまいました。あさつき(小ネギ)を添えて出すところまで真似しなくてもいいでしょう。これが韓国料理??  フグ刺しの事故のおかげで店をクビになった主人公は、田舎で野菜を作っています。そこに「手切断包丁大会」の知らせを持って、テレビ局の人間がやってきます。  そこで主人公は料理を振る舞い、テレビ局の人間に、その料理の腕を見せ付けるのですが、スープに入ったネギ(あさつきとか、小ねぎの類)は根っこがついたまんま。一流料亭に居た人間がこれでいいわけ?それとも韓国ではそれがスタンダードなんでしょうか?    それにしても韓国料理って日本料理ほどバリエーションがないんですね。  華麗なる料理対決・・・のはずが、牛肉料理だとみ~んなユッケ(爆)。他は肉団子のスープだけ。  決勝戦ならまだしも、予選段階では沢山の料理が並ぶはずなのに、画面に写されるのは1~2種類。ザコキャラが作る料理にしても、他に何かないのでしょうか?  準決勝手前くらいで、主人公が負けるのですが、その時は何の料理を作ったのかすら画面に出ません。出す料理がないんでしょうけど。  そもそも、韓国の料理の歴史は浅く、日本が併合するまでまともな料理屋もなかったというお粗末なもの。日本人将校が朝鮮の料理人を所望するなんて有り得たんでしょうか?  準決勝のお題は「牛解体」。主人公は、人生に絶望した時に出会い、妹だと思って育ててきた牛を出品(!?)することにします。人間、生きとし生ける物の命を頂いているので、たとえ妹代わりの牛だろうと「かわいそう」というのはナンセンスなのかもしれません。だけど、「手切り断包丁」を手に入れるために、妹を差し出すのかい?そして妹は解体されて終わり(あくまで審査は「解体」に対するもの)。妹牛、浮かばれません。    致命的なのは、出てくる料理がまずそうなんですわ。韓国料理の盛り付けって、アメリカの原色満載のケーキに共通するところがあると思うのは私だけ?パプリカの赤やら黄色やら、似たような色でドーンと量を盛り付けて終わり。最後のユッケジャンも湯気が出てないし、おいしそうには見えませんでした。  最後は「皇帝が涙したスープ」を、主人公とライバルが作る、というもので、主人公が作ったのは庶民的なスープ、ユッケジャンでした。  韓国人審査員が「これは皇帝が泣いたスープではない」という中、韓国人に謝罪しまくる日本人将校の孫が「これが皇帝のスープだ。なぜなら・・・」と、真実を見抜きます。バ韓国人は理解できず、聡明な日本人のみが真実を見極められるというオチは非常に納得でした。

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