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戦場でワルツを (2008)

VALS IM BASHIR/WALTZ WITH BASHIR

監督
アリ・フォルマン
  • みたいムービー 299
  • みたログ 652

3.68 / 評価:223件

眠い

  • trmkajtna さん
  • 2016年4月18日 14時51分
  • 閲覧数 515
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

眠かった。
戦場でのシーンの時は目が覚めた。
最後だけ実写だったのが何だかズルいと思った。
インタビュー的な場面が何度もあるが、最後に実写を映すなら、そのインタビュー的な場面も実写で良かったのではと思ってしまう。
ほとんど動きのない静止画のようなアニメに低音で長い会話が合わさって本当に眠い。
なにより兵士は加害者側というかある意味戦争の被害者でもあるが、少なくとも銃を乱射した側がアニメーションで顔を隠し、何の罪もなく被害にあった側がその姿を晒されている。そこに違和感というか嫌悪感があるのだ。
最後の実写は実際のニュース映像らしいが、報道として使われるのと個人の作品として使われるのでは違う気がする。後者でも使い方によっては心に来るものがあるのだろうけど、私の場合はこのラストの映像の使い方は好きになれなかった。

元兵士たちにも顔を晒せと言うのではない。それは無理なことだ。
戦争に関わった全ての人は傷を負っているだろうし、その全員に人権があるからだ。
その人権が最後に映った人たちにはあったのか?と問いたい。

戦争は人権を無視した心と命の破壊行為でしかない。
この映画は何を伝えたかったのか。
ただただ戦争の悲惨さだろうか、残酷さだろうか、一方的に戦争や作品に巻き壊れる理不尽さだろうか。
誰に向けた映画なのだろう。
カンヌで絶賛されたらしいが、拍手を送る前に今一度考えたい。
一方的という意味では銃を構えられるのと、カメラを構えられるのは似ている。そしてこの映画で実際にカメラを向けられていたのは……。

最後の最後にまるで自分が銃口を突きつけていたかのような気分になる。
表立ったテーマではないように思える普遍的な残酷さを垣間見る作品だ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 絶望的
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