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太陽のかけら
2009年4月4日公開

太陽のかけら

DEFICIT

PG12802009年4月4日公開

c04********

2.0

ネタバレガエル満開っ!

この作品、ガエル・ガルシア・ベルナルの初監督&主演映画ですが、 ホントにガエル全開の映画です!! ストーリーは、ハリウッド的な構成された物語とは全く異なり、 日常生活を切り取ったかのような展開が続く。 そのため起承転結が繋がりにくく、見ている側としても入りにくいところもある。 キーマンとなる屋敷の使用人であり、クリストバルの幼なじみのアダンの思考もうまく伝わない。 といっても、さすがにガエルの初監督作品なわけだから、 それなりの意義はあるわけで、 まず一つが、ガエルの役どころ。 他の映画でのガエルは結構、キャラっぽい役が多いけど、 この映画でガエルが自分自身に課したのは、 ナルシズムいっぱいの金持ちお坊ちゃま。 しかし原題の「Deficit(欠陥)」が示すように、 自らの至らなさに嫌悪感を抱く結果になる。 このように二極端の性格(ホントは同居しているものだが)を演じることは、自分自身が演出家だからこそかもしれない。 次が、見せ方。 編集が下手というよりも、あからさまにコンティニュイティー(つなぎ)を切ってしまっている。 そして役者の表情のアップが多め。 ガエル自身、役者なわけだから、こう撮りたい、こう見せたい、というのがあったんだと思う。 しかし一作品として、普通に見ると、テーマ性に乏しく、娯楽性も薄く、 唯一のフックといえば、ガエルが初監督で主演で出ずっぱりというところぐらいか、 という感想。。

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