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キング・コーン 世界を作る魔法の一粒 (2007)

KING CORN

監督
アーロン・ウールフ
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3.50 / 評価:30件

体に悪いものほどうまい

マックは本当にうまい。
バーガーはもとい、ナゲットもうまいし、ポテトもうまい。
しかし、
テキサス・バーガーは半分食べたら気持ち悪くなった。
やはり、テキサスの荒くれ野郎が食うものは違います。

あと、
夏祭りなんかでは必ずじゃがバターを食べる。

そいつは北海道のホカホカ新じゃが☆ みたいなのではなく、
奇形な気味悪いくらいでかいコブシ大の不適合ジャガイモで、
毒みたいな油の渦巻く大鍋の中で、
じっと~~りと香ばしく揚げられたブツ。

そいつに一斗缶に入ったバターを山盛り載せて食うんだが、
なんてうまいのだろうか!

皆さんも食べたことあるでしょ?

もう悪い油なんです。
体に悪い物質の塊ですよ。

でもね、
ここが大切なんですが、
この毒のなんとうまいことだろう!


そうなんですよみなさん!

この世でうまいものとされているものはすべて、
体に悪いものなんです!


屋台のじゃがばたが体にいいわけないですが、
とんかつも天ぷらもステーキもフライもすき焼きも揚げパンもラーメンも、
全部太る原因だし糖尿病や高血圧を引き起こす原因ですよ!


今作は、
最終的な解決策を提示していない。
ただ事実を伝えるだけだ。

その事実と言うのは、すべてがコーンを原料にし、
どこかでコーンが一枚かんでいるというもので、
そぉ~ですかぁ~・・・以上の感慨はない。

第一、解決しようがない。

だって、悪いところないじゃん!
コーンは新たなる食品であって、
それがいかに体に悪くとも、
もはや私たちには選択肢はないんです。

新しいものが生み出されたら、
いい悪いの問題ではなく、私たちはそれを使わざるを得ない。

コーンに限らず、
冷凍食品や食品添加物や缶詰やペットボトルはどれも、
開発当初はいろいろ言われていたが、
今ではなくてはならない。

食品に限らず、
ランプに代わって電気が、
ワープロがパソコンに、
馬車が車に、
飛行船が飛行機に、
否応なく変わり続けていく。

たとえ、
それがいくら体に悪いものであってもだ。


なるほど、
確かにそういったものを拒む人もいるだろう。

低カロリーを嗜好する人や、無添加野菜なんかを。

でも多くの人はそうではない。

うまくて安いマックが好きだ。

それにひきかえ、
あの健康食品と言うのは何ですか。
それこそディストピア映画の毒ピンク色した食い物そのもの!


私たちがこの映画から読み取れる主張は、
まずいものを食って長生きするか、うまいもん食って早死にするか、だ。


そして、私は旨いものが、好きである。

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