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キング・コーン 世界を作る魔法の一粒 (2007)

KING CORN

監督
アーロン・ウールフ
  • みたいムービー 34
  • みたログ 102

3.50 / 評価:30件

エンパイアステートビルには上りません。

  • jig******** さん
  • 2012年5月9日 0時11分
  • 閲覧数 733
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

アメリカといえばトウモロコシ。
トウモロコシといえばアメリカ。
そんな関係が非常によくわかる作品。


作品を作っている二人組みの先祖はそもそも農家。
で、トウモロコシでも作ってみるかと農家をやってみて
その実情を探っていくわけですが、
これがまたアメリカはトウモロコシ中心で動いている
のではと思われるくらいトウモロコシ国家とわかります。


そもそも二人がトウモロコシを作るきっかけとなったのが、
髪の毛を分析すると数ヶ月前に食べたものがわかるとかで、
トウモロコシの成分ですねと言われて作るという流れですが、
流れどうのは置いておいて彼らはすでに知っていて
あえて映像で見せていたのではと勝手に解釈しました。


トウモロコシを直接食べることはなくとも、
牛のえさがトウモロコシ、甘味料の原料がトウモロコシ、
なんでもかんでもありとあらゆるものに入っているトウモロコシ。
そういえばバイオエタノールかなんかもトウモロコシから・・
とかなんとか。原油を農業で消費しつつもトウモロコシで
燃料として作るというどこまで万能なんだトウモロコシ。


安い食べ物を得ようとすると牛のえさはトウモロコシで、
その牛は実は肥満していて筋肉もなし。
人間が食べているハンバーガーの肉はほとんどが脂肪分。
彼らの大好きな炭酸飲料に入っている甘味料の原料も・・。
その甘味料は分解されず・・と身体に悪そう。
劇中に一家で糖尿病の人たちが出てきますが、
脂肪のかたまりのハンバーガーに人口甘味料の炭酸飲料、
そりゃ・・なるわなと思ってしまいます。


安い食べ物を求める人が及ぼす影響がこれかと
トウモロコシの怖さを見た気がしますが、
そのトウモロコシ農家を肥大させたのは
政府からの助成金やら補助金やらのおかげと
どんどんトウモロコシ漬けになっていく国民を
政府が推進していて悪循環のように見えなくもないです。
でも、お金持ちはいいお肉食べてヘルシー思考なんでしょうね。
お金による格差は食べ物摂取による影響もあるようです。


品種改良により虫がつかないトウモロコシ。
散布する特定の農薬では枯れないトウモロコシ。
便利になっているようでいてどこか怖い気がしました。


安い食べ物はそれなりのもの、
ということはなんとなくわかってはいたものの、
作品を観てその影響を聞くと
なんだかやばそうだと実感できると思います。
私が子供の頃は牛肉なんてそうそう食べられませんでしたが、
今では簡単に手に入るし手軽に食べられる。
それもこれもこの作品にあるようなことが
根底にあるのだなとつくづく感じました。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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