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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 (2009)

監督
摩砂雪
鶴巻和哉
  • みたいムービー 521
  • みたログ 4,784

4.15 / 評価:2,993件

ラストだけ観ても何の事だか分からない

  • zxr***** さん
  • 2019年7月4日 8時01分
  • 閲覧数 71
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

普通の人間は人の泣き顔を見ると、つられて涙が出てくる

普通の人間は幼い女の子が餓死する姿を見せられたら、哀れみを感じて悲しくなる

普通の人間は貧乏で薄幸の少年が凍えて凍死する姿を見せられたら、可哀相に感じて悲しくなって
涙を流してしまう

それらは
言うなれば他人の葬式で遺族が泣き崩れてる姿を見たら貰い泣きする心理状態と良く似てる
事情を全く知らずとも女性や子供が号泣してる姿を目の当たりにすれば
誰でも貰い泣きして当たり前
それは
感動とか言う話では無い!



「この作品について語る」
この作品のクライマックスで多くの観客が涙したが

スクリーンの中の登場人物で涙を流している者は一人もいない!


最後の最後まで
誰も涙を流していないのに

それを観た観客の多くが号泣状態となってしまった


それはなぜか?


それは感情移入してるからだ
感情移入してるから、他人や周囲
当然
スクリーンの中の登場人物の精神状態も関係無い!

(クライマックスの二人の姿からは
哀れみや同情を誘うような演出上の意図は全く感じられない!)


感情移入し自らが当事者になってしまったからこそ

(自らが自発的に率先して涙を流す!)


最早其処には
貰い泣き等の涙の伝染現象はおろか

無意識に流れてしまう
脊髄反射的な涙などとは全く異なる

主体性を持った真の涙が有り
同時に
この作品のクライマックスの描写は

復活と再生

その上
人が人を想う優しさや愛が
スクリーンいっぱいに満ちていて
感情移入した観客の心を

(直前場面にて深い絶望を与えたからこそ)

ほとばしらせ解放する事で


その心を感動の領域へと誘う訳だが


これらのプロセスは
繰り返すが作品に心通わした観客だけに
当てはまる物で有り


作品未見でクライマックスだけ見たような場合や
例え全編観賞したとしても
作品に心通わす事出来ぬ者には

感動どころか
涙の一滴も流せる事は無いと断言する


以上の理由から
この作品のクライマックスは
昨今巷に溢れかえる

お涙頂戴映画とは対局に位置する物で有り

作品に精通し登場人物に感情移入した上で
尚且つ
其処に至るまでの複雑な心理プロセスの蓄積の果てにしか

絶対に感じる事出来ぬ感慨があって
それこそが
映画を観て感動すると言う
真の姿で有り

感動の本来の形で有ると断言する。


俺の言ってる事がわからない奴は

顔クシャクシャ主人公の泣き顔を好きなだけ観賞し
脊髄反射で涙して「感動した!」とか言ってれば?

(例えば主人公が一滴の涙も流さない場合でも
同じように泣けるかどうか自問すると良いよ!
その場合は泣けないかも知れないと思うなら
その作品は釣られ泣きや貰い泣きを意図した
典型的なお涙頂戴映画だと言う理屈に成ると知るべしだ)

因みに
凍え死んだ少年の魂を天使達が天界に誘うような場面は
感動した!と論じても良いかも知れないが

本来は
他人の不幸を見て
感動の涙を流すと言うのは

感動の意味を履き違えてると
悟るべきだ


ゆえに
この作品の感動は本物中の本物

其処には
哀れみも同情も存在しないし

最初から最後まで涙演出は皆無で

脊髄反射的な涙なんかは
論外で有るのだから。

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