あらすじ・解説
レトロなアパートで秀雄(板尾創路)と暮らす空気人形(ペ・ドゥナ)に、ある日思いがけずに心が宿ってしまう。人形は持ち主が仕事に出かけるといそいそと身支度を整え、一人で街歩きを楽しむようになる。やがて彼女はレンタルビデオ店で働く純一(ARATA)にひそかな恋心を抱き、自分も彼と同じ店でアルバイトをすることに決めるが……。
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予告編・動画
作品レビュー(574件)
- 中澤康治
1.0点
俺には無理だった。
- takamath
4.0点
ストーリーはさておき、ペ・デュナが独特の雰囲気を醸し出していて、それが見どころ。 結構脱いでしまっているが、痩せていて骨張っている横脇や、ちょっと割れてる腹筋など、キレイな肢体を強調した撮り方が奏功している。 最もキレイな頃の彼女がパッケージされているということで、本作は代表作の一つに数えられるはず。 原作は確かマンガで、是枝裕和が脚色して脚本を書いている。 今回、是枝監督のベイビー・ブローカーが封切りになり、同作にも出ているペ・デュナと是枝監督の初コラボ作ということで、パルコが1回限定の上映を企画。 大きなスクリーンで観れてハッピー。 20220618 渋谷ホワイトシネクイント
- byu********
3.0点
自分じゃなければいけない事なんて世の中にあるのだろうか? 誰しも考えた事あるかもしれない。代用品。代わりが効く存在。そう言うと聞こえは悪いが、それってそんなにいけない事だろうか? 大抵の事は自分じゃなくたって代わりがいればそのうち回っていくもの。 逆に自分がそこを抜けたらどうしようも無くなるという状況の方こそが不健全でどん詰まりに近い。 どちらかと言うと今の世の中はそういう方向性に健全さを見出して向かっていると言えるだろう。 「あなたじゃなきゃ駄目なんだ」そう言って何かを求めてくるような場合、それに付き合い続けてもロクな事にならないのが殆どだ。 それはたいてい他では通用しない『無理が効く自分』を求められているだけだからだ。 それは多分愛ではない。自分が出来ないような事を相手に求めるのは、多分。 愛し方を知らない人形は受けた愛し方をそっくり男に返すが、男はあっさり壊れてしまう。 柄本佑演じる男が、メイド喫茶で成し得ない欲望をフィギュアで代替するように、人は皆自分の欲求と社会性の狭間で葛藤し代用品でごまかしごまかし生きている。 レンタルビデオだって映画の代用品。映画だって何かの。みんな何かの代用品。 それでいいんじゃないだろうか。 妥協の産物だろうが代わりなんていくらでもあろうが、それが好きって思えるものがある。思ってくれる人がいる。割と好き。 それぐらいでちょうど良くないか。 きっとこの映画から受け取るメッセージとしては完全に的外れだと思う。まあいいじゃないか。 でもノゾミは妥協しなかったんだよね。代用品で埋め合わせるような事もせず、終わらせる事を選んだ。そういう生き方が美しいってのも分からなくはない。 でもだいたいはミジメでもダサくても続けてかなくちゃいけないんだよ。本当どうしようもねえなとか呟きながら。
- あき
3.0点
お話しを膨らませるには短編の方がいいですね。
- hiy********
4.0点
ネタバレ人形の独壇場
このレビューにはネタバレが含まれています。
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